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「正解」についての2つの注意点。
音楽にはこれが正解というものがありません。
だから面白いものだと言えます。
ただ、これであれば概ね間違いでは無い、
というレベルでの正解を示すことは出来るかもしれません。
ジャズを学ぶ上で先ず気をつけなければならないことは、このように唯一の正解というものがない、ということを認識することが第一。
ジャズを学ぶ上で、いろいろなエクササイズをします。
仮に音楽の「正解」というものがあるとしても、そのエクササイズの正解が音楽の「正解」とは限らないこと、
これが第二の注意点です。
例えば、トライアドのみを使ってベースラインを作るというエクササイズをする場合、
あくまでも学習の便宜上の話であって、トライアドのみを使わなければならない、という意味では決してないことを確認しなければなりません。
この場合、トライアドのみのベースラインがあくまでもこのエクササイズにおける正解ということであって、音楽上の正解とは限りません。（むしろ「正解」からかけ離れているかもしれません。）
まとめると、
１：「正解」を教えてもらおう、と思わないこと。
２：エクササイズの「正解」は方便であること、
これを認識することが大切です。
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