『矢沢先輩』

矢沢先輩の本を久しぶりに読みました。

この人は「かっこいい」のカタマリみたいな人ですね。

特に曲が好きだったりはしないけど、ライブ見るとやっぱスゴイと思う。

矢沢先輩のライブがスゴイのは、この人の頭の中がすごいからだと思う。

ライブにも人生にも、すごいこだわってるね。

この本読めばそれが分かる。

さて、１年前くらいに「成りあがり」読みました。

その中で矢沢先輩は「俺はまたゼロになったとしても、もう一回やるよ」と言ってた。

彼はオーストラリアで35億円の詐欺に合ったけど、本当にゼロから（いやむしろマイナスから）もう一回やった。

「アー・ユー・ハッピー？」では、そのあたりのことが詳しく書いてある。

「『他人の不幸は蜜の味』と思っているヤツラにいい思いをさせたくない。だから俺は一歩も引かない。」

詐欺事件でマスコミに色々言われたことを逆に原動力にしちゃってます。

「昔のオレは、今のオレのこと好きだと思うよ。憧れると思う」

「もっと若ければ」って感じで、歳とったことを嘆く人が多い。

10年前の自分が今の自分に憧れちゃうくらいだったら、歳を取ったことを嘆く必要ないだろうな。

「オレここまで来ちゃったぞ。うらやましいだろ。早くここまで来いよ」って10年前の自分に言えたら、そうやって歳をとれたらいいっすね。

闘っている部分と余裕な部分といい感じで調和がとれてるな～

さすが矢沢先輩っす。

音楽やってる人は、読んでみたらいいと思います。

本多ゆうりのブログ