【フィリピン・ニュース】46 | おっちゃん、さん。(そろそろ引退するかも)のブログ

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犾就任90日のドゥテルテ犾比大統領、国内世論調査で高い評価

[マニラ 6日 ロイター] - 就任90日を迎えたフィリピンのドゥテルテ大統領は、麻薬撲滅戦争や西側指導者に対する痛烈な批判で知られているが、6日に発表された国内世論調査では「大変良い」との評価を獲得したことが明らかになった。

民間調査機関ソーシャル・ウェザー・ステーション(SWS)が国民1200人を対象に実施した調査によると、大統領の仕事ぶりに対して「不満足」との回答は、わずか11%にとどまった。

ドゥテルテ大統領に対して「満足」と回答した76%から「不満足」と回答した数を差し引き、端数を切り捨てて計算した「純満足度」は64%に達しており、前任のアキノ、エストラーダ、アロヨといった歴代大統領よりも幸先の良い政権スタートを切っている。ただ、1992年に当時のラモス大統領が獲得した66%には及ばなかった。

同世論調査では、純満足度70%以上を「極めて良い」、50-60%を「大変良い」と定義している。今回の調査では13%が評価を決めていないと回答した。

SWS調査では評価の理由を質問していない。調査は対面方式のインタビューで9月24日から27日に行われた。これは自らの麻薬撲滅運動を批判するオバマ米大統領に対して、ドゥテルテ大統領が侮蔑発言を行い米比首脳会談が中止された後の実施だが、中国とロシアとの新たな同盟を検討していると発言する以前のものとなる。

民間調査機関パルス・アジアの調査によると、同大統領は6月30日の就任から1カ月足らずで史上最高となる91%の支持率を獲得した。これら2つの世論調査は比較できない。

ドゥテルテ大統領は、ダバオ市長時代に始めた犯罪取り締まり推進を訴え、5月9日の大統領選において大差で勝利。同市長時代には「パニッシャー(私刑執行人)」「ドゥテルテ・ハリー」の異名で知られている。

政治アナリストのネルソン・ナバーロ氏は、SWSの世論調査は、3400人以上の犠牲者を出した同大統領の犯罪と麻薬に対する撲滅戦争によって、フィリピン国民が治安が良くなったと感じていることを示していると語る。

ナバーロ氏は、大統領の刺々しいスタイルや、米国や欧州連合(EU)、国際連合に対する暴言が、大統領自身のの信用を傷つけてはいないと指摘。内外で批判が高まるなか、支持者は大統領擁護に立ち上がるだろうと語る。

「これは良いマナーや正しい行為とは違う。まったく見た通りのものだ。自らのタフな姿勢によってフィリピン中の人気を獲得している」と同氏は話す。「超法規的な殺人を理由に、誰もが大統領をお払い箱にしたがっている。だが西側の認識に対して、一種の反発が存在する」

2016年10月6日19時24分
ロイターから
(引用)



犾中国、期限切れ肉で処分

 中国上海市の食品会社「上海福喜食品」が使用期限切れの食肉を使った加工品を販売した問題で、上海市食品薬品監督管理局は3日、上海福喜と同社の親会社、米OSIグループの中国法人に対し、総額2428万5千元(約3億7千万円)の罰金の支払いを命じる行政処分を発表した。

 この問題は2014年7月にテレビ局の潜入取材で発覚。日本マクドナルドも上海福喜の鶏肉を使っていたことが判明し、日本でも消費者離れを招くなど大きな影響が出た。既に刑事裁判の判決が確定しており、今回の行政処分により、同問題を巡る当局の対応は事実上終結したとみられる。上海市当局者によると、同市の食品衛生関連の罰金としては過去最高額。(共同)

まにら新聞から
2016.10.6
(引用)



犾記録的日照不足解消へ 行楽期は天候コロコロ 気象庁が見通し

 気象庁は6日、曇りや雨の日が多く、東日本など広い範囲で記録的な日照不足となっていた9月から転換し、10月はほぼ平年並みになるとする見通しを明らかにした。

 ただ、今週末は全国的に天気が崩れる予想。秋の行楽シーズンは数日おきに天候が変わるため、外出には注意が必要だ。

 不足が特に顕著だった9月中旬の日照時間は、東日本の太平洋側で平年比26%、日本海側では38%、西日本の日本海側で44%となり、統計のある昭和36年以降最少だった。

 気象庁によると、9月はフィリピン沖の海面水温が平年より高く、列島の南で太平洋高気圧が強かった。高気圧の縁を回る風で南方の暖かく湿った風が流れ込んだため、本州付近の停滞前線が活発化。雨雲が多く発生した。複数の台風が接近したことも影響した。

 現在は太平洋高気圧は南下しつつあるが、8、9日にかけて全国的に天気が崩れる見込み。今後は移動性の高気圧と低気圧が繰り返し通過するため、天気は数日おきに変わるという。

 9月は高めだった気温も10月は平年並みとなる。民間気象会社「ウェザーニューズ」(千葉市)の予想では、紅葉の見頃は全国的に平年並み。いろは坂(栃木県)で21日ごろ、鳴子峡(宮城県)で22日ごろから見頃を迎える。担当者は「一部の高山では日照不足で鮮やかさが控えめだが、平野部では十分な日照や朝晩の冷え込みにより、きれいな色付きが期待できる」と話した。

2016年10月6日23時17分
産経新聞から
(引用)



犾比米合同軍事演習。国防長官、「合同演習の恩恵はある」と述べ、恩恵なしとする大統領見解を否定

 ロレンサナ国防長官は5日、「比米合同軍事演習から国軍が得られる恩恵はある」と話し、演習で得られるものはないとするドゥテルテ大統領の見解を否定した。当初は大統領発言を擁護していた政権閣僚だが、最近は大統領に反する意見を述べる傾向が増している。

 同長官は報道陣の質問に対し「大統領には誤った情報が伝わっているようだ。おそらく、国防省や国軍から十分な情報が提供されていないのだろう」と述べ、合同演習について「国軍本部からは、われわれは十分な恩恵を受けているとの報告がある」と肯定した。

 大統領は9月30日、外遊先のベトナムから帰国した後の記者会見で合同演習の打ち切りを表明。「演習は米国の利益になるだけ。われわれには何の軍事力も身についていない」と述べた。

 ロレンサナ長官は、合同演習を通して国軍は米軍の最新鋭の装備やシステム、戦略、概念を学ぶことができると説明。「災害時の人道支援態勢や準備といった重要な知識も国軍の災害対策に寄与している」と話した。

 大統領は2日、2014年に締結された比米防衛協力協定(EDCA)の見直しについても言及。翌3日、ヤサイ外務長官は、EDCAは最高裁で合憲と認定されており、見直す必要はないとの見解を述べ、ここでも大統領と閣僚の間で意見が食い違った。

 米国との関係を見直すとの大統領方針について、アベリャ大統領報道官は5日、比政府からの公式声明はないとした上で「現状では具体的な動きはないが、将来的には大統領命令が下るかもしれない」と述べた。

 一方、国軍は同日、韓国航空宇宙産業(KAI)から調達した多目的戦闘機「FA50」2機の交換用部品として、エンジン1機とガスタービン発電機1基を調達する方針を示し、入札を実施すると発表。購入費用として計約4億9100万ペソを計上した。

 アキノ前政権下の14年、比政府はKAIとFA50戦闘機12機の購入契約を締結。残り10機は17年までに納入が予定されているが、ドゥテルテ大統領は「FA50の調達は浪費だった」と批判している。(加藤昌平)

まにら新聞から
2016.10.6
(引用)



犾元慰安婦支援、日韓合意踏まえ打ち切りへ 日本政府事業

 日本政府による韓国の元慰安婦支援事業が今年度で打ち切られる見通しになった。2007年に解散した「アジア女性基金」のフォローアップ事業として続けてきたが、昨年の慰安婦問題に関する日韓合意を踏まえ、外務省が来年度予算の概算要求を見送った。

 アジア女性基金は1995年に日本政府が主導して設立し、国民からの募金をもとにした「償い金」や、首相のおわびの手紙を元慰安婦に送る事業を行った。日本政府は基金の解散後もNPO法人に委託し、元慰安婦らを直接訪問し、医薬品などを渡すといったフォローアップ事業を続けてきた。対象は韓国、台湾、フィリピン、インドネシア。予算は韓国分が最も多く、毎年1千万円程度だった。

 昨年の日韓合意に基づいて、韓国政府が設立した財団が、日本政府の拠出金で支援事業を行うことになっている。外務省は概算要求に含めなかった点について「日韓合意に基づいて韓国の財団が類似の事業を始めることが想定される」と説明した。韓国以外は来年度以降も続けるという。

 韓国での事業を受託していたNPO法人の代表を務める臼杵敬子さんは年4~5回、十数人の元慰安婦を訪問してきた。「訪問を楽しみにしてくれている元慰安婦のおばあさんもいる」と話す。事業が打ち切られる見通しになったことについて「元慰安婦は高齢化しており、その方が生きている間は続けたい。続けることが日本政府の誠意を示すことにもなる」と話した。(ソウル=東岡徹)

2016年10月6日1時42分
朝日新聞デジタルから
(引用)



犾豪栄道以外も!? 「将来の日本人横綱」大予測!!

 あと一歩のところまでは行くけれど最高位にはなかなかたどり着かない和製力士たち。だが少し待ってくれ。眠れる獅子は近く、必ず覚醒する!

 横綱・白鵬の約10年ぶりの全休で、稀に見る大混戦となった大相撲9月場所。「鬼の居ぬ間」ならぬ「白鵬の居ぬ間」とばかりに、綱取りに挑んだ大関・稀勢の里(30)は、その白鵬本人から、「このチャンスをものにしてほしいね」とエールを送られたものの、序盤で2敗する波乱の展開となり、11日目に大関・豪栄道(32)に3敗目を喫して今場所後の綱取りは絶望的になった。

 3横綱、1大関をモンゴル人力士が占める中、日本人横綱の誕生は大相撲ファンの悲願である。モンゴル勢に対抗できる日本人の横綱候補は、誰かいないのか。「9月場所は、いつもと少し違いましたね。白鵬がいなかったせいもありますが、モンゴル勢との差は確実に縮まっています。横綱の可能性を秘めている日本人力士も、まだまだいますよ」(相撲専門誌記者) その筆頭が豪栄道。4度目のカド番から見事に復活し、全勝で優勝。綱取りに名乗りを上げた。

「初日から連勝を重ねて、一気に秋場所の主役に躍り出ましたね。9月場所の豪栄道は攻めが速く、相撲に迷いがなくなった。ここ一番の瞬発力は持っているだけに、波に乗れば一気に横綱まで駆け上がる可能性もありそうです」と言うのは相撲評論家の三宅充氏。力はありながら、むらっ気があり、なかなか安定した星が残せなかった豪栄道。その欠点を克服したかのような盤石の相撲内容から、綱取りもありうるというのが三宅氏の見立てだ。「悪い癖である引きぐせが影を潜めたのも、9月場所で豪栄道が好調だった理由の一つでしょう」(前出の相撲専門誌記者)

 一方、初日に稀勢の里に土をつけ、2日目は横綱・鶴竜、3日目は同・日馬富士を破って連日の金星を上げ、最終的に2横綱、3大関を撃破したのが東前頭筆頭の隠岐の海(31)だ。平幕の力士が2横綱、3大関を破るのは、実に31年ぶりの快挙だった。「おかげで隠岐の海は3日目までに懸賞を96本も獲得する荒稼ぎでした。懸賞は1本につき3万円なので、たった3日で288万円を手にしたことになります。でも、本人いわく、“懸賞金は奥さんが使うので、自分のお金は一銭もない”そうです」(前同)

 ちょうど1年前の9月場所でも初日に白鵬を倒し、懸賞50本を獲得した隠岐の海。“懸賞金ハンター”の異名も取るが、大物食いを得意としているわりに番付が上がらないのは相撲界の七不思議(?)だ。191センチ、162キロの恵まれた体躯は彼の大きな武器となっている。「体が大きくて、懐が深く、柔軟性に富んでいるところは昭和の大横綱・大鵬を彷彿させるものがあります。ただいかんせん、隠岐の海は稽古の量が少なすぎる。最高位が関脇止まりなのも、そのあたりが原因でしょう。まずは三役に定着して、大関昇進を目指してもらいたい」(前出の三宅氏)

 実際、隠岐の海は自他ともに認める“稽古嫌い”。「隠岐の海が自ら“稽古、大っ嫌いですもん”と豪語したこともありました。なんでも“実りのある稽古ならいいけど、やらされているような稽古はやりたくない”のだとか。稽古量には定評のある八角部屋のことですから、本人の謙遜もあるとは思いますが、確かに稽古熱心なほうではありませんね」(相撲専門誌記者)

 そのせいか、終盤戦は格下相手に負けが込み、失速してしまった。ちなみに、隠岐の海と豪栄道は2005年の1月場所で初土俵を踏んだ同期生。互いに負けたくないという思いは当然あるだろう。「一昨年10月に結婚してからは、だいぶ意識も変わってきました。欲も出てきたんじゃないですか」(スポーツ紙記者) 9月場所前半戦の快進撃を転機にして稽古に励めば、おのずと結果はついてくるはずだ。来場所以降の“変身”に期待したい。

 期待の日本人力士ということなら、9月場所で新関脇に昇進した?安(26)も外せない。7月場所では、小結で3大関を撃破する活躍を見せて11勝。9月場所も終盤まで優勝争いに加わった?安は、大関昇進も完全に射程距離に入ってきた。この勢いなら、近い将来の綱取りも夢ではない。「同じ田子ノ浦部屋の兄弟子、稀勢の里と熱心に稽古していますね。突き、押しを中心に左右どちらの四つになっても相撲が取れるのが?安の強み。今後の精進次第では、さらに上を目指せるでしょう」(三宅氏)

 やや腰高で「ゴムまりのよう」と評される柔軟性に富んだ堂々たる体躯が、往年の人気力士・高見山を思わせる?安は、日本人の父と、フィリピン人の母を持つハーフ。中学時代までは野球をやっていたが、父の勧めもあって地元・茨城県土浦市の中学を卒業後、鳴門部屋に入門した。「そういえば、兄弟子の稀勢の里も茨城出身の元野球部。そろって横綱になったら、大きな話題になりますね」(相撲専門誌記者)

 平幕では、気になる“あの男”が帰ってきた。鳴り物入りで角界入りし、史上最速の3場所で入幕を果たした怪物・遠藤(25)だ。「ケガの多さに泣かされ続けた遠藤ですが、ようやく古傷の左ひざと右足首が普通に使えるようになり“思った相撲が取れるようになった”そうです」(前同) 9月場所では終盤まで優勝争いの中心にいた活躍ぶりは、完全復調と見ていいだろう。「日大時代はアマチュア横綱にも輝いた相撲巧者だけに、体さえ万全なら、あっという間に横綱まで出世するかもしれません」(同) 人気はすでにトップクラス。イケメン力士としての色気もある遠藤に、さらなる飛躍を期待したい。

 前頭5枚目の御嶽海(23)も、この場所での活躍が目立った。彼もまた、昨年の3月場所が初土俵だったことを思えば、異例のスピード出世力士だ。「東洋大では学生横綱、アマチュア横綱の二冠を奪取。突き、押し中心の、けれん味のない相撲が御嶽海の魅力です」(スポーツ紙記者)

 幕内下位、十両の若手にも将来が楽しみな力士はいる。9月場所は十両筆頭で上位との対戦も多く、星に苦しんだが、関西学院大から初めて角界入りした宇良(24)も、その一人だ。「173センチと上背はありませんが、その場でバック宙ができる身体能力の高さは特筆モノ。中学まで相撲とレスリングをやっていたため、居反りなど異色の技が得意な宇良ですが、正攻法の相撲も取れるので、プロの水に慣れれば上位も目指せます」(民放相撲記者)

 十両9枚目の佐藤(20)にも目をつけたい。名門・埼玉栄高在学中に貴乃花部屋に入門した彼は、宇良と同じ173センチながら、体重160キロ。大型力士にも当たり負けしない強さがある。「突き、押しに徹した相撲が佐藤の身上。貴乃花親方の薫陶を得て、将来、必ず上位に上がってくるでしょうね」(相撲専門誌記者) 相撲巧者の中堅に、成長著しい若手。日本人力士も決して捨てたもんじゃない。3年以内に追いつくから、待ってろよ、白鵬、日馬富士!

2016年10月5日14時0分
日刊大衆から
(引用)



犾米国:比との合同演習始まる

 【バンコク西脇真一】米国とフィリピンの定例の合同軍事演習フィブレックスが4日、フィリピン各地で始まった。演習を巡っては、米国と距離を置く姿勢を強めるドゥテルテ比大統領が9月に「これが最後になるだろう」と発言。ヤサイ外相が否定に回るなど、混乱が生じていた。AP通信などが伝えた。

 演習は12日までの予定で、上陸訓練などを実施。開始式で米海兵隊のジョン・ジャンセン准将が「米比同盟は、アジア太平洋地域の安定の鍵であり続ける」などと強調した。

2016年10月05日
毎日新聞(無料)から
(引用)



犾人身売買容疑。空港で拘束された邦人男性を書類送検。入管職員や捜査員に高額のわいろ持ち掛け

 空港警察は3日、未成年のフィリピン人少女を連れて出国しようとしてマニラ空港で逮捕された日本人男性(69)=愛知県=を人身売買禁止法(共和国法9208号)違反などの容疑でパサイ市地検に書類送検した。男性は国家捜査局局(NBI)で高額のわいろを持ち掛けたとして、汚職防止法(共和国法3019号)違反容疑にも問われている。

 入管によると、男性は拘束後、人身売買防止委員会に引き渡された時点で職員に釈放と引き替えに200万ペソのわいろ、NBIでの事情聴取では1千万ペソのわいろを職員に持ち掛けていた。

 空港警察によると、男性は少女(18)を連れて名古屋へ渡航しようとして入国審査官に拘束された。男性は日比両国でナイトクラブを数多く経営しており、これまでにも比人女性約300人を日本に渡航させていた。比国内ではスービックやパンパンガなど、日本では東京や横浜などでナイトクラブを経営しているという。

 また、男性には少女と偽装結婚していた疑いもかけられている。少女は旅券で偽の日本人名を使っていた。少女は「貧困から脱出するために日本へ行って働きたかった」と話しているという。男性は首都圏マニラ市の病院に入院中。

 未成年を連れて出国する際には本人の両親からの同意書や渡航許可証が義務付けられているが、男性はそれらの書類を提示せず、入国審査官に拘束された。(冨田すみれ子)

まにら新聞から
2016.10.4
(引用)



犾比大統領のヒトラー発言、報じた記者への中傷相次ぐ

 フィリピンのドゥテルテ大統領の「ヒトラー発言」を巡り、これを報じたロイター通信のフィリピン人記者2人がソーシャルメディアなどで中傷や非難を浴び、身の危険を感じて退避する事態になっている。記者の連合組織であるフィリピンジャーナリスト連合(NUJP)は3日、「報道は犯罪ではない」との声明を出し、攻撃を批判した。

 記事は、ドゥテルテ氏が自らをヒトラーになぞらえ、「麻薬中毒者を私も喜んで殺したい」と発言した内容。ロイター通信の配信後、ソーシャルメディアで記者2人の実名を挙げ、「悪意があり、無責任な記者こそ民主主義の敵だ」「法の全権を用いて罰するべきだ」といった匿名の書き込みが相次いだ。

 朝日新聞の取材に応じた記者によると、顔写真も公開され、「薬物使用者だ」といったデマも流れた。フィリピンは記者の殺害事件が多く、ドゥテルテ政権下では「麻薬犯罪者は殺害してもよい」という風潮も広がっている。このため2人は自宅を離れ、1人はフェイスブックのページを閉鎖したという。

 大統領の「ヒトラー発言」は、多数の記者がいる演説の際に飛び出した。質問したわけでもない2人がなぜ批判の的になったのかは不明だ。ただドゥテルテ氏が9月にオバマ米大統領に対する暴言を吐くきっかけとなった質問をしたのは、別のロイター記者だった。

 ドゥテルテ氏は過去に「メディアを攻撃するな」と支援者らに要請したことがある。NUJPは声明で「大統領の声が聞こえていない者がいる」と批判した。批判を受けた記者は、朝日新聞の取材に対して「攻撃をやめるよう大統領が再度発言することを願う」と話した。(マニラ=鈴木暁子)

2016年10月4日20時38分
朝日新聞デジタルから
(引用)



犾目標と理由の説明を 国連調査団訪比

 とどまるところを知らないドゥテルテ政権が進める麻薬撲滅対策の容疑者殺害は、国内外のメディアに広く報道されている。来週訪比する国連の人権調査団18人は、2日しか調査の時間がなく、おそらく短期間の中ではこれまでに報道されている内容以上のことは調査できないであろう。

 調査団の報告は、もしかするとメディアの報道とは相対するような遠回しなものになるかもしれない。しかし比政府も主張があるならば、調査団の訪比を、同政策の明確な目標とその理由を説明する機会として利用すればいいのではないか。

 大統領は国連や海外諸国にどう思われようと気にしないのかもしれない。しかし、海外諸国からの比に対する視線を懸念する国民の存在を忘れてはならない。世界各国には1千万人を超えるフィリピン人海外就労者(OFW)がおり、国内にも海外諸国とビジネスをし、国や大統領のイメージが直接仕事に影響する人々がいる。

 2007年には、左派系活動家・ジャーナリストの政治的殺人事件に絡み、国連人権委員会特別報告者が事件の背景を調査するため比を訪問した。

 調査団は10日間にわたる調査の結果、国軍と比共産党の軍事部門、新人民軍(NPA)の両方が政治的殺人に関与しており、人権を侵害していると報告。しかし国軍は事実を完全否定。現在の国家警察にも似たような態度が見受けられる。

 ドゥテルテ政権は容疑者殺害について常に「隠すことは何もない」と言い張ってきた。国連の調査団を迎え入れたことは大きな一歩と言えるだろう。政府はさらに、国連人権専門家の調査を妨げることなく、調査遂行を保証することで、もう一歩先に進むことができるのではないか。(26日・スター)

まにら新聞から
2016.10.2
(引用)



犾人身売買に関与の疑い、日本人の男拘束 比

 フィリピンで、1日、人身売買に関与した疑いで68歳の日本人の男がフィリピン当局に身柄を拘束された。

 フィリピン航空保安当局によると、身柄を拘束されたのは渡辺明夫容疑者(68)。渡辺容疑者は、1日、18歳以下のフィリピン人の少女とマニラ空港から出国しようとしたが、出国手続きの際に審査官が少女が日本人を装っていることを見破ったという。

 渡辺容疑者はフィリピン在住とみられ、少女と2人で愛知県に向かう飛行機に搭乗する予定だったということだが、少女は18歳以下の旅行に必要な保護者の同意書などは持っていなかった。

 身柄の引き渡しを受けたフィリピン国家捜査局は、2人から事情を聞くとともに、人身売買組織の関与がないかなど捜査を進める方針。

2016年10月2日17時44分
日テレNEWS24から
(引用)



犾台風18号、5日朝に九州北部に接近も

 非常に強い台風18号は2日、フィリピンの東の海上を時速約30キロ・メートルで北西に進んだ。

 台風は今後発達し、3日夜から4日にかけて沖縄本島や奄美地方に接近する見込み。その後、東シナ海を北上し、5日朝には九州北部に接近する恐れもある。気象庁は大雨や暴風への警戒を呼びかけている。

 同庁によると、2日午後3時現在、台風の中心気圧は935ヘクト・パスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。中心から半径130キロ以内は風速25メートル以上の暴風域となっている。

2016年10月2日19時3分
読売新聞から
(引用)



犾大統領発言。自身をヒトラーとなぞらえた大統領発言に、国際社会から非難が相次いだ

 違法薬物撲滅政策を進めるドゥテルテ大統領が自身をナチス・ドイツの独裁者、アドルフ・ヒトラーになぞらえたことで、1日、国連や米国など国内外から抗議の声が相次いだ。大統領府は「ユダヤ人犠牲者には深く配慮している」と弁明したが、謝罪はしなかった。

 駐独フィリピン大使がドイツ外務省に召喚され、説明を求められたという情報もあり、大統領発言の波紋は今後さらに広がりそうだ。

 国連のアダマ・ディエン事務総長特別顧問は「ホロコースト(ナチスの大量虐殺)は人類史上最悪の蛮行で、この残酷な犯罪を美化するような発言は受け入れられない」と不快感をあらわにした。ドゥジャリク事務総長報道官も「ホロコーストを安易に比喩として使用するのは不適切」と指摘した。

 カーター米国防長官は1日、記者会見で「個人的に言えば、(ドゥテルテ大統領の)言葉は非常に問題だ」と話した。米国務省のトナー報道官も定例会見で記者の質問に応じ「比米の関係は、人権や尊厳といった価値観を共有した上で長く続いてきた。ドゥテルテ大統領の言葉は、その伝統から離反している」と非難した。

 英BBCなどの報道によると、米国のユダヤ系団体からも非難の声が相次いでいるという。

 アベリャ大統領報道官は1日、「比はユダヤ人たちの経験、特に悲惨で悲痛な歴史に深く配慮している。ホロコーストで亡くなった600万人のユダヤ人を傷つけることは望んでいない」と弁明。「大統領は、自身も大量殺人者とやゆされていることから、ヒトラーの残虐性で遠回しに自身を例えた。ホロコーストはユダヤ人の若い世代を根絶やしにしようとしたが、大統領が指示しているとされる超法規的殺人は比の次世代を救済するためのもの」と大統領発言を擁護した。

 一方、急進左派系市民連合バヤンは声明で「大統領の発言には賛同しない」とした上で「発言はいただけないが、大統領はヒトラーのようにはならず、平和実現のため、人道的で意味のある改革を進めることができると信じている」と述べた。(加藤昌平)

まにら新聞から
2016.10.2
(引用)



犾ASIA WATCH。ジカ熱、妊娠迷う邦人女性も

 ジカ熱が流行し、400人近くの感染者が出たシンガポールでこのほど、感染予防に関する在留邦人向けの説明会が開かれた。ジカ熱は妊婦が感染すると子どもの小頭症の原因になるとされる。参加した女性からは「今は妊娠しない方がいいのか」といった悲痛な声も寄せられ、担当者が回答に窮する場面もあった。

 説明会には、若い女性を中心に約180人が参加。在タイ日本大使館の吉村浩医務官が予防策について「とにかく蚊に刺されないことが大事だ」と強調。肌の露出を少なくすることや虫よけ剤、網戸の利用が効果的だとした。(共同)

まにら新聞から
2016.10.1
(引用)



犾フィリピン:麻薬撲滅戦、激化 あふれる刑務所

 【マニラ平野光芳】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ大統領(71)が6月末の就任と同時に始めた「麻薬撲滅戦争」が激しさを増している。就任後3カ月で、現場で警察官らに殺害された麻薬関連の容疑者は約3000人。逮捕者も2万人近くになり、マニラ首都圏の刑務所は受刑者であふれかえっていた。

 マニラ首都圏のケソン市刑務所では800人の定員に対し、収容者が約3600人。1平方メートル当たり3人弱という超過密状態だ。一部は屋根裏やグラウンドでの就寝を強いられている。

 「戦争」で逮捕者が増えたため、収容者は一時、定員の5倍、4000人以上に膨れ上がった。設備や待遇はそのままで、環境悪化が深刻だ。内部は下水のような腐敗臭が漂う。記者を見た受刑者たちが口々に「腹が減って仕方がない」と訴えてきた。予算不足から食事の量が減らされているらしい。7月に薬物密売容疑で逮捕、収監された男性(44)は「密告で逮捕されたが身に覚えがない。ひどい場所に連れてこられた」と途方に暮れていた。

 検察官出身のドゥテルテ氏は南部ダバオ市長時代にも麻薬組織に宣戦布告し、国内最悪といわれた治安状況を改善。大統領就任で「戦線」を首都マニラを含む全土に広げた形だ。

 「麻薬密売人がまた殺された」。24日午後11時40分、マニラ市警察本部1階の記者室に一報が入ると、詰めていた10人ほどの地元記者が一斉にトラックの荷台に飛び乗った。記者の一人が「毎晩何人も殺されるから、全部の現場を回る時間がないんだ」と苦笑した。

 現場は車で20分ほどの下町。民家の一室で短パン姿の男性が血まみれで倒れていた。警察によると、突然バイクに乗って現れた2人組が男性に発砲した。「麻薬密売人のマネをするとこうなるぞ」との警告メモが残されていた。

 警察に雇われた市民の別動隊や自警団、摘発を恐れる密売組織によるトカゲのしっぽ切り……。警察官以外の容疑者殺害には臆測が飛び交う。現場近くに住む女性は「私は薬物とは無関係。でも間違って撃たれるかも」と不安な表情をみせた。

2016年09月29日
毎日新聞(無料)から
(引用)



犾<摘発の瞬間>フィリピン“薬物”撲滅作戦

 「犯罪者を殺せ」などの過激な発言によって大統領が強権的な犯罪撲滅を進めるフィリピンで、摘発の様子を取材した。

 マニラ・トンド地区で27日、警察官らが集結し薬物犯罪摘発へと向かった。その後、覚醒剤を所持していた男女7人が現行犯逮捕されたほか、違法薬物の使用などが疑われる約50人が一時拘束され、警察署に連行された。

 ドゥテルテ大統領が進める薬物犯罪の撲滅作戦では3000人以上の容疑者が殺害されていて、国際社会から批判が相次いでいる。

2016年9月28日13時21分
日テレNEWS24から
(引用)



犾資格ないフィリピン妻に生活保護申請!市会議員630万円詐取で逮捕

フィリピン国籍の妻(46)に生活保護の受給資格がないのに、2年半にわたって約630万円をだまし取ったとして、福島県会津若松市の市会議員、佐藤勉容疑者(55)がおととい26日(2016年9月)、詐欺の疑いで逮捕された。

妻はフィリピンパブで働き、一定の収入を得ていたのに「別居していたので知らなかった」などとウソをいい、日本語がよく書けない妻の代わりに生活保護の申請手続きを行っていた。妻の不正受給が2014年に発覚し、今年7月に逮捕された。

佐藤は「合法的な手続きはしています。これから釈明します」といっていたが、本人の関与が明らかになった。

選挙ではいけしゃあしゃあと「税金の無駄使いはダメ」

佐藤は空手道場の経営者で、オンブズマンとしての活動もしており、「税金の無駄使いはダメ」「議員報酬日当制へ」などと訴え、15年7月(2015年)に市会議員に当選した。

結婚したのは07年12月で、11年には女の子も生まれた。2階建ての自宅を構え、「ブランドを持ち、おしゃれで芸能人みたい」と周りにうらやましいという。フェイスブックには「市議会議員オンズマン 私の年収862万円」と書いているが、これに妻とだました生活保護費が加わっていたわけだ。

司会の小倉智昭「何ですか、市会議員なのに。騙し取ったのでしょう。妻は日本語がほとんどできなかったのだから、佐藤容疑者が手伝っていたのは当たり前でしょう」
佐藤は「今はなにも言えない」といっている。

2016年9月28日11時53分
J-CASTテレビウォッチから
(引用)



犾銃器横流し。国軍がアブサヤフに銃器横流しか。首都圏の民家で計600万ペソ相当のライフルなど押収

 国家警察のデラロサ長官は27日、イスラム過激派に密売される前に押収した600万ペソ相当の銃器の一部が国軍関係者によって横流しされた可能性があることを明らかにした。国軍のアレバロ報道官も同日、可能性を認め、捜査に協力する意向を明らかにした。すでに兵士数人が国家警察の取り調べを受けているという。

 デラロサ長官によると、国家警察犯罪捜査隊(CIDG)は24日、首都圏サンフアン市の民家を捜索、銃器密売集団の4人を包括的銃器取締法(共和国法10591号)違反容疑で逮捕。グレネードランチャーM203やM16ライフル、M14ライフルなど数千丁(総額600万ペソ相当)の銃器を押収した。

 同長官は銃器の一部が国軍の兵器庫から横流しされた可能性を示唆、国軍もこれを認めた。

 同集団はアブサヤフやミンダナオ地方イスラム教徒自治区(ARMM)の武装集団や政治家に銃器を密売していた。同集団が拠点としていた民家は、首都圏ケソン市の国家警察本部から約100メートルしか離れていなかった。

 CIDGによると、7月にサンフアン市で同集団のメンバーの目撃証言があり、捜査を開始。8月には、首都圏マニラ市でアブサヤフの構成員に同集団メンバーが銃器を密売したという。

 また国軍はミンダナオ地方スルー州で27日、インドネシア人とマレーシア人漁船乗組員計26人の拉致に関与していたアブサヤフの構成員2人を射殺。同日、同地方サンボアンガ市では、2001年に同地方バシラン州で発生したフィリピン人男性拉致に関与していたアブサヤフ構成員を逮捕した。(冨田すみれ子)

まにら新聞から
2016.9.28
(引用)


犾ペソ相場下落。対ドル為替レートが1ドル当たり48.25ペソで2009年以来7年ぶりの安値水準

 26日のフィリピン外国為替市場のフィリピンペソ相場は、前週末比0・26ペソ安の1ドル=48・25ペソで引け、対ドル為替レートでは2009年9月以来、7年ぶりの安値を記録した。中央銀行のテタンコ総裁は、米連邦準備制度理事会(FRB)が政策決定を先延ばしにしていることがペソ安につながっていると指摘するが、国際社会に対するドゥテルテ大統領の一連の強硬発言も反映しているとみられる。

 対ドルレートで48ペソ台まで下がるのも7年ぶり。一時48・26ペソまで下落した。この日の取引額は7億5800万ドル。対円レートでは同0・0004ペソ安の1円=0・4745ペソだった。

 テタンコ総裁は「他国と同様に、FRBの今後の金融政策が不確定なことに加え、企業・設備投資への強い外貨需要もペソ安に影響している」と説明した。

 FRBは21日、政策金利を据え置き、追加利上げを見送った。

 比証券取引所(PSE)によると、総合株価指数も下落傾向にあり、26日の指数は前週末比91・14ポイント、1・18%減の7632・46で引けた。

 PSEのシカット最高経営責任者は「ここ数週間で外資系ファンドによる売り越しを受けている。一方で、FRBの決定先送りを受けて、売り越し額は減少傾向にある。比の経済基盤は依然堅調で、企業経営を支えている」と弁明した。

 比のシンクタンク「ADRi」は26日、声明で「ドゥテルテ政権の外交政策は、他国の経済パートナーから比を阻害し、海外投資家が寄りつきにくい環境をつくる危険性をはらんでいる」と述べ、危機感を表明した。

 米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は21日の最新評価で比の長期債格付けを「BBB」に据え置く一方、現政権下での超法規的殺人増加など人権問題が経済見通しにおける不透明感を強めていると指摘した。(加藤昌平)

まにら新聞から
2016.9.27
(引用)