2012年12月28日に歌手:岡本敦夫さん(享年88歳)がお亡くなりになられていたことが2013年1月7日に公表されました。

ミスターラジオ歌謡と呼ばれた岡本さんの代表曲が『高原列車は行く』です。
僭越ながら私のカラオケでの十八番であります。
カラオケの画面に映る本当に美しい時代の日本の景色を見ながら声高らかに歌うと、モヤモヤした気分が吹飛んで爽快になるのです。

『高原列車は行く』を作曲されたのが、福島県出身の古関裕而さんです。
作曲した数は5,000曲以上と言われています。

有名なこの曲も。



驚くことにウサギさんチームの永遠のライバル球団であるこの曲も。



そして、タイガースの本拠地で毎年夏に開催される国民的行事でのこの曲も。



古関裕而さんの生誕百年を記念してJR福島駅では、在来線の発車メロディに代表曲である『高原列車は行く』を採用しています。



生涯で作曲した数が5,000曲と言われている古関メロディの中で、私が勝手に決めた代表曲がこの曲です。



『美しい国、日本』を旗印にした方が一度失脚し、時代の流れで再度TOPの座に就かれたようですが、古関裕而さんが数々の曲をつくられていた頃は、本当の意味で日本が日本らしかったと感じる昭和生まれの私です。

先人が残したメッセージを後世に伝えて行くことが、我々日本人の義務なんじゃないか、そんな気がしています。



温故知新、どこかのアイドルさんたちが古関裕而さんが遺してくださった『日本人のこころ』を歌って今の若い世代に伝えて欲しいな、と勝手な妄想をしております。