市政レポート直行便 第8号発行 | 前竹田市議会議員 井ひであきの市政レポート直行便ブログ版

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わかりやすいみんなの政治!をめざして、日頃の活動や、市政のなかで思ったこと・感じたことを綴っていきます。

今日30日付けで市政レポート直行便 第8号を発行しました。


このブログのタイトルは「市政レポート直行便ブログ版」なので親玉?になります。


今回は平成18年度の決算を特集しました。

次号では20年度の予算を特集する予定なので数字を比較して、どの程度行財政改革がすすんでいるか数字で確認する材料になればと思います。


大まかな内容では、

竹田市の将来の財政負担 276億4491万4千円

積立金残高 70億4208万2千円

差し引き 約200億円が支払うべき借金です。


市民一人当たりに使われた歳出を計算すると


186億9617万5千÷26916人(平成19年3月31日の住民基本台帳)

=69万4612円


内訳では、


議会費   8,007円

総務費 123,842円

民生費 118,875円

衛生費  39,331円

労働費     352円

農林費 112,514円

商工費  10,028円

土木費  36,583円

消防費  27,243円

教育費  54,082円

災害費  58,265円

公債費 105,490円


一般的に民生費が高くなるのはどこの市町村でも同じ傾向ですが、竹田市は農村地帯で農業が主要産業ですので農林費の割合が高くなっています。


竹田市は人口が3万人を切るのに、一般会計規模が180億円を超えています。

人口だけで考えると、5万人程度の市と同程度の会計規模といえますが、なにせ面積が広い!!!


447平方キロメートルもあります。

人口が約100万人の北九州市と同じくらいの面積です。


道路の総延長などが他市より地方交付税が多く入ってくる要因となっています。



ところで今日のテレビ番組で、福田総理大臣が暫定税率のことをしきりに訴えていましたが、竹田市では廃止による歳入欠陥が2億6800万円になります。


このまま暫定税率廃止で、歳入欠陥になるとその分は事業が出来なくなります。衆議院での再可決をめぐって激しく議論されているようですが、都道府県・市町村はそれまで様子を見るか、暫定税率分を除いた予算の組みなおしの必要があります。


党利党略ではなく、国民のための審議をお願いしますよ!国会議員の皆さん!!