望みたい「医学研究者の倫理」
2011年5月16日に文科省ライフサイエンス課と厚労省厚生科学課は連名で、東日本大震災の被災地で実施される調査・研究に関して、下記の「お触れ」を「わざわざ」出した。
1)疫学研究に関する倫理指針の遵守。
2)被災地の自治体と十分調整した上で実施すること。
3)調査研究の結果、 被災者に適切な保健医療サービスが提供される体制を整備することに配慮すること。
そもそも、こんな通知が必要であるということ自体、研究や調査の名の下で<倫理観の欠ける>研究者が実際、被災地にすでに殺到していることを示している。
誤解を恐れずに言えば、特に、程度の高くない研究者にとっては、今回の被災地調査は「宝の山」(=研究費が出そう、(Mediaウケしそうな)論文が書けそう)に見えるのであろう・・・。
このブログでも、再三述べているが「研究のための研究」は許されない。
どんな研究をすべきかは、すでに書いた・・・。
今、なにをやるべきかの判断材料にするためにやるべき研究としては、あれで十分である。
日本は欧米に比べて、著しく「臨床疫学研究」成果(治療効果や副作用の評価などの研究、あるいは、疾患の危険因子の同定などの研究)が乏しく、一向に改善されない。
残念ながら、まともで能力のある研究者は、ごくわずかである。
ただでさえ、平時から、そんな状況なのに、一体、なにをしにいくのやら・・・(彼らの目的は上記)。
程度の高くない研究者らは、原発(に限らず)御用学者と「性根が変わりません」し、私からすれば、彼らが出す「答え」も十分予想できます。
くだらん疫学調査・研究は2の次、3の次であり、むしろ害ですらある。
今は、被災者の健康問題(身体的・精神的問題)を長期フォロー・カバーする「Cure及びCare」が何より優先される。
1)疫学研究に関する倫理指針の遵守。
2)被災地の自治体と十分調整した上で実施すること。
3)調査研究の結果、 被災者に適切な保健医療サービスが提供される体制を整備することに配慮すること。
そもそも、こんな通知が必要であるということ自体、研究や調査の名の下で<倫理観の欠ける>研究者が実際、被災地にすでに殺到していることを示している。
誤解を恐れずに言えば、特に、程度の高くない研究者にとっては、今回の被災地調査は「宝の山」(=研究費が出そう、(Mediaウケしそうな)論文が書けそう)に見えるのであろう・・・。
このブログでも、再三述べているが「研究のための研究」は許されない。
どんな研究をすべきかは、すでに書いた・・・。
今、なにをやるべきかの判断材料にするためにやるべき研究としては、あれで十分である。
日本は欧米に比べて、著しく「臨床疫学研究」成果(治療効果や副作用の評価などの研究、あるいは、疾患の危険因子の同定などの研究)が乏しく、一向に改善されない。
残念ながら、まともで能力のある研究者は、ごくわずかである。
ただでさえ、平時から、そんな状況なのに、一体、なにをしにいくのやら・・・(彼らの目的は上記)。
程度の高くない研究者らは、原発(に限らず)御用学者と「性根が変わりません」し、私からすれば、彼らが出す「答え」も十分予想できます。
くだらん疫学調査・研究は2の次、3の次であり、むしろ害ですらある。
今は、被災者の健康問題(身体的・精神的問題)を長期フォロー・カバーする「Cure及びCare」が何より優先される。