原発事故:東京の浄水場から放射性ヨウ素検出 乳児の基準値2倍超 「飲用控えて」23区と5市  | 医学ニュースの深層

原発事故:東京の浄水場から放射性ヨウ素検出 乳児の基準値2倍超 「飲用控えて」23区と5市 

 東京都は23日、水道局の金町浄水場(葛飾区)から、放射性物質が乳児の暫定基準値の2倍を超える数値を測定したことを明らかにした。

 都によると、放射性ヨウ素を水道水1キロあたり210ベクレルを検出したといい、乳児に水道水の飲用を控えるよう要請した。乳児の水道水の摂取を控える地域は、東京23区、武蔵野市、町田市、多摩市、稲城市、三鷹市。厚生労働省が示した乳児の飲用を控える暫定規制値は1キロあたり100ベクレル。



コメント:


首都圏では、ペットボトルの買占めが、ひどい。


・・・では、基準値を書いておきますね。


●世界の基準値
WHO(世界保健機構)の基準・・・1ベクレル(Bq/L)
WHOの<緊急時>基準・・・10ベクレル(Bq/L)
アメリカの法令基準・・・0.111ベクレル(Bq/L)

●日本の「暫定」基準値
子ども 100ベクレル(Bq/L)
大人 300ベクレル(Bq/L)


 これが、放射線に関する世界と日本の認識の格差の1つである。ご参考までに。

3月31日と4月1日に京都で開催予定されていた、「iPS細胞の国際シンポジュウム」は、残念ながら中止された。世界(欧米)の幹細胞研究の大御所らが、キャンセルしたからだと聞いている。

 冷静な科学者である(しかも幹細胞研究者)彼らも、そうせざるを得ない状況であるということである。

WHOも、日本への旅行は控えたほうがいいと言ってるしな。


まあ、これでも、安全だというのが「日本の専門家」のQuality(この件については、後ほど)。