原発事故:海水に含有されてしまった放射性物質 | 医学ニュースの深層

原発事故:海水に含有されてしまった放射性物質

東京電力は22日、福島第一原子力発電所の放水口近くで採取した海水から、これを一般人が1年間飲んだ場合の安全基準の127倍に当たる放射性ヨウ素131が検出されたと発表した。
福島県によると、福島第一原発から南北に3・5キロ、東に1・5キロの海域では 漁業権が放棄され、漁は行われていない。その外側ではシラス、コウナゴ、カレイ、ヒラメなどが取れるが、地震発生以降は出漁していない。第一原発から半径30キロ圏内の海域は海上保安庁が船舶の立ち入りを規制しており、市場にこの海域の魚が出回ることはないという。


22日に行われた県災害対策本部会議で報告された。佐藤雄平知事は、海水から放射性物質が検出されたことについて、「正確な情報、判断を政府に迅速に出してもらいたい。それが風評を防ぐことになる」と述べた。
鹿野農相は22日の閣議後の記者会見で、「震災後、茨城以北では漁業が止まっている」と述べ、現在、市場に流通する魚介類には問題がないとの認識を示した。
 今後の対応については、「漁業を再開する段階で、都道府県と協力したい」と語り、水産物への影響調査や出荷の是非などの検討を、自治体と協力して進める方針を強調した。
(2011年3月22日18時42分 読売新聞)

コメント: 
 
 魚は海中を泳ぐし、海もまた「流れる」。
上記の報道記事に対するコメントを一言で言えというなら、そういうことである。

なお、もっと遠く、先まで測れば、某国が今まで勝手に廃棄してた放射性物質と、こんがらがるだろうな。。。

なお、最近の「専門家」のコメントに対する「1考察」は、次回にします。