「大震災」と「プロ野球」 | 医学ニュースの深層

「大震災」と「プロ野球」

まずは、下記の記事2本の紹介。
 「巨人の清武英利球団代表は14日、今後のオープン戦や公式戦について、 予定通り開催したい意向を示した。
20、21日は東京ドームでオープン戦、 25日には開幕戦が控える。ドーム球場では、照明の電力消費の問題も
懸念されるが、「復興に向けて前に進まなければ。お客さんは入らなくても、 プロ野球は前向きに始める、というアピールもある」と話した。 」
・・・さらに・・・「プロ野球は15日、東京都内でセ、パ両リーグが臨時理事会を開き、東日本大震災によって 楽天の本拠地、
仙台市が被災したのをはじめ、25日に控える公式戦の開幕への影響が懸念 される中で、
延期も想定される公式戦の日程を協議した。中日の西脇紀人球団代表は 「セは延期する理由はない」と話した。 」
 
コメント:
 16年前の阪神・淡路大震災の時は、プロ野球開幕までに、まだ2ヵ月半強の期間があった。
しかし、今回は、あと2週間足らずで開幕予定日になる。
おまけに16年前との違いは、被害地域が更に広範囲かつ甚大だということ。
さらに、夜の東京ドームの開催は、かなりの電力を消費する。
現在、電車も満足に動かず、ましてや、無計画停電期間中の、この時期に開催だと?
正気の沙汰ではない。この両代表の頭の中をスキャンしたい。

ゲーム中に停電したら、TV見れないし、16年前の半分しかないプロ野球視聴率(巨人戦)も半分以下になるだろう(笑)。
第一、ゲーム中の球場の照明が勝手に落ちたりして・・・
そんな余剰電力があるなら、被災地や病院にまわそうというのが、まともな人間の考えることだ。
今年は、1球団124試合で良いでは、ないか?・・・
要は、4月末あたりまで、開催延期するとこのくらいの試合数(レギュラー100試合、交流戦24試合)になるが、
悪いことはいわんから、これから、日程を組み直せよ。