福島原発事故と日本発の情報に関する国際的信用度 | 医学ニュースの深層

福島原発事故と日本発の情報に関する国際的信用度

放射線医学総合研究所(千葉市)は14日、福島第1原子力発電所の周辺で被曝(ひばく)した患者1人を受け入れると発表した。ヘリコプターで輸送し、今夜中に同研究所に到着する見込み。放射線を取り除く除染などの治療を実施する。福島県では原発周辺の5カ所で地域住民らを対象に検査を実施している。放射線医学総合研究所は緊急被ばく医療研究センターがあり、東日本での被ばく患者の受け入れを行っている。(日経新聞)

コメント:


 患者さんの容態は気になる。健康被害が最小限ですむように祈りたい。

今日の更なる被害拡大によって、ヒトの健康問題もさることながら、現地の漁業などの生鮮食料品ビジネスは、長期間にわたり、多大な損失を受けるだろう。悪いイメージの払拭は容易ではない。


 さて、海外有名メデイアは、こぞって、日本政府や東電の発表・記者会見に不信感を抱いている。日本政府や東電がパニックを恐れるあまり、必要な情報公開がなされていないと思われているのだ。

 今回の大事故によって、またまた、日本の情報発信に関する国際的信用度の無さが露呈したわけだな・・・。

 日本だけではなく、国際的な調査団による情報に注目している。


 それは、そうと、「100年や200年に1回の大地震のための研究になんで、大きな予算を割かねばならないのかというような、とんでもない」発言をし、研究を仕分けした民主党の蓮舫議員は、一度くらい、度重なる自らの見識のなさを反省・謝罪したらどうか?このヒトのおかげで、日本はずいぶん国力を損ねたと思う。 なんと、このヒトは、節電担当も今の大臣職と兼務したとのこと。

無計画停電の責任とって辞めてください。