バルザン賞に山中・京大教授、iPS細胞評価 | 医学ニュースの深層

バルザン賞に山中・京大教授、iPS細胞評価

 イタリアとスイスに本部があるバルザン財団は6日、優れた研究者らに与えられる今年のバルザン賞を京都大の山中伸弥教授(48)に授与すると発表した。iPS細胞(新型万能細胞)開発を評価した。AP通信などが伝えた。山中教授のほかに、ブラジルの数学者ら3人も受賞者に選ばれた。授賞式は11月19日にローマで行われ、賞金として75万スイスフラン(約6200万円)が贈られる。同財団は、イタリアの著名なジャーナリスト、故エウジェニオ・バルザン氏を記念して設立された。自然科学や人文科学分野の研究者のほか、数年おきに人道や平和に貢献した人にも贈られる。1978年にはマザー・テレサが受賞したほか、日本人では、2007年にカーボンナノチューブを発見したとして名城大の飯島澄男教授(71)が受賞している。(読売新聞)



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 来月の(たぶん)10月4日から、ノーベル生理・医学賞を皮切りに、今年のノーベル賞の発表が行われる。

 まあ、その前の9月21日(日本時間の22日)に「ラスカー賞」の発表が行われる。


 昨年、山中先生は、基礎医学部門で、ラスカー賞を授与された。

近いうちに、臨床医学部門でラスカー賞をもらってほしい。

iPS細胞が臨床医学の発展に大きく貢献した証になる。

その後、ノーベル生理・医学賞に輝くというパターンが最高でしょう。


 今年は、2年前に臨床医学部門でラスカー賞をもらわれたスタチン発見者の遠藤先生が、ノーベル生理・医学賞をもらわないかなあ。今年の受賞テーマ次第だが、今年は、カロリンスカ研究所200周年の記念年でも、ある。「代謝」関係のものが受賞テーマになるなら、遠藤先生が最有力だろう。


 一切、上記の表題の賞の話を書かないのは、「まあ、どうでもいい」賞だからです(笑)。


私は・・・さあ、どうでしょうね(笑)。

ちなみに、今日、誕生日です(笑)。