DJ せんせい♪・・・「名古屋大、国の審査受けず幹細胞で2人治療」について | 医学ニュースの深層

DJ せんせい♪・・・「名古屋大、国の審査受けず幹細胞で2人治療」について

 こんばんは、DJ せんせいです♪

ちなみに今日は、1人です(笑)。


 これを書き終わったら、20時から本郷の医学部附属病院で開かれる会議の準備です・・・。


 さて、読売新聞によれば、名古屋大が、国の審査を受けず指針を無視して幹細胞でヒトでの治療「研究」をしたそうですね。

 今年の3月18日から広島で開催されていた日本再生医療学会で彼らが発表したところ、会場から指摘があり厚労省も調査を始めたと・・・。


 まあ、起こるべくして起こった「事件」ですね。


 なお、その学会で慶応大学の古川先生(医師・弁護士)が、「仮に現在ヒトES細胞を臨床応用しても,指針では罰することができない(法的拘束力がないため)。」と講演(3月18日の学会初日)で指摘されたそうですね・・・。

 ただ、そういうことは、私が、2008年12月15日の記事で、すでに言ってます(笑)。幹細胞がらみの事件のコメント記事の中で。


・・・「もはやガイドラインなどと悠長なことをいってる場合ではない。

罰則規定のない、ガイドラインなど、なんの意味も無いのだ!」と。


 別に、ヒトES・iPS細胞だけにとどまりませんよ。

ヒトに使用するすべての「医薬品」、「医療機器」についても同様です。


 だから、前から私は、諸先進国並みに「(先進医療に関する)被験者(患者)保護法」を早急に国会で制定し、その枠の中で臨床研究・治験をするようにしないと、とんでもないことになる。・・・と提言しているのですがね。。。


法律・経済にも通じている医学部の「せんせい」の「戯言」では、ありません。


・・・なお、今日は(も)、私が、やけに「怖いので」、お相手の女性がいないのでは、ありません(笑)。


 ちなみに彼女は、私なんかよりも数段、怖いヒトですので。。。ガクガクブルブル。


では・・・♪


 次回の記事は、アトピーネタの「ご質問」の回答(の予定)です。お楽しみに。

 今、書いてしまおうとしたら、重要メールに早急に返信しないといけなくなったから、

また、今度。