iPS細胞、誕生の瞬間を撮影…放医研が世界初
マウスの皮膚細胞がiPS細胞(新型万能細胞)に変わっていく様子を撮影することに、放射線医学総合研究所(千葉市)が世界で初めて成功した。
安全で効率的なiPS細胞の作製につながる成果で、科学誌「ステムセルズ」電子版に発表した。
様々な組織に変化できるiPS細胞は、皮膚などの細胞に3~4種類の遺伝子を入れた後、約2週間経過しないと、できたかどうかの確認ができなかった。細胞の塊ができていても不良品が少なくなかった。
安全で効率的なiPS細胞の作製につながる成果で、科学誌「ステムセルズ」電子版に発表した。
様々な組織に変化できるiPS細胞は、皮膚などの細胞に3~4種類の遺伝子を入れた後、約2週間経過しないと、できたかどうかの確認ができなかった。細胞の塊ができていても不良品が少なくなかった。
放医研の安倍真澄グループリーダーらは、完全なiPS細胞ができるまでの様子を遺伝子を入れてから7~10分ごとに連続撮影し、画像を解析、完全なiPS細胞の元になる「赤ちゃん細胞」をとらえることに成功した。
平らな形をした皮膚細胞は、早いもので2時間後に、iPS細胞になる兆しが見え、分裂を繰り返しながら徐々に丸くなり、やがてiPS細胞の塊を形成した。不良品との違いを比較することで、iPS細胞を効率よく作製することにつながるという。
コメント:
この画像を、You tubeで見たいもんだ。
特に、BGMはいらないから(笑)。
・・・と書いていたら、放医研のHPで瞬間画像が見れるな・・・。
iPS細胞が出現する瞬間の動画(FLASH版とReal Player版があります)
http://www.nirs.go.jp/news/press/2009/01_08_move/index.shtml
http://www.nirs.go.jp/news/press/2009/01_08_move/index.shtml
・・・もちろん、BGMはありませんが(笑)。
「この手法を応用する事により、「細胞がガン化する瞬間」「細胞が別の細胞へと分化する様子」など、現象は確認されているものの、確率が低く観察できない類似の現象に対しても有効な手段と考えられます。」とあるが、そうだよ、まさに、そのとおり。
なかなか、うまいことやったな!Good Job!