新型インフル「ピーク過ぎつつある」 感染研 | 医学ニュースの深層

新型インフル「ピーク過ぎつつある」 感染研

 国立感染症研究所は18日、13日までの1週間に全国の医療機関から報告されたインフルエンザ患者数が、1機関当たり27.39人となり全国平均で警報レベル(30人)を下回ったと発表した。ほとんどが新型とみられ、同研究所は「8月以降始まった流行はピークを過ぎつつある」と分析している。

 前週(31.82人)から2割弱減り、全体の報告患者数は計13万1972人だった。都道府県別で警報レベルを上回ったのは、前週より6県少ない宮崎、福井など26県だった。報告数を基にした全国の推計患者数は約132万人で、前週よりも約18万人減少した。

 新型インフルエンザは、今年8月中旬に1機関当たりの患者報告数が流行期レベル(1人)を超え、厚生労働省が全国的な流行を宣言。夏休み明け以降に感染が急拡大し、10月末に警報レベルに達した。 (日経)



コメント:


 ほらね。ここでずっと書いていたとおりでしょ。緩やかに減少していくよ。

こういう情況を踏まえれば、第1波のワクチンなんぞ、あんまり意味があるとは思えない。むしろ、特定集団にとっては害だもの。


 今後、前にも書いたように、全国的に「注意報レベル」がどこまで維持されるかが問題になる。この新型「第1波」が季節インフルと仲良くされる期間が長ければ長いほど、つらい。


 この年末から年明けの医療機関の情況は、多少、緩和されるかもしれないが(期待込み)、地獄なのは、あんまり変わらない・・・。