1型糖尿病の子どもたちと交流 同じ病気抱える阪神・岩田
阪神の岩田稔投手が13日、大阪府高槻市の大阪医科大を訪れ、同じ1型糖尿病を患う子どもたちとその家族ら約220人と交流した。
岩田の母校、関大の学生らが企画したクリスマス会に参加する形で一緒にゲームを楽しんだ。このイベントの前には同医科大付属病院の小児病棟を慰問し、子どもたちやその家族からの質問に答えた。1型糖尿病を抱えながらプレーを続ける岩田は「病気になる前となった後で変わったことは?」との問いに「できることは自分でやって(周りに)迷惑を掛けないようにと考えるようになった」と応じた。
終始リラックスした様子の岩田は「子どもたちの楽しそうな笑顔が見られて良かった」と満足げ。「1型糖尿病研究基金」への寄付なども行っている左腕は「僕にしかできないことがあると思っている。野球選手である限り続けていきたい」と話した。(共同)
コメント:
心温まる、良い話題だ。
この1型糖尿病に関する画期的な最先端医療を世に出せるのは間違いなく、ハーバード大学のメルトン教授のところからであろう。
患者体内での低分子化合物による膵前駆細胞から膵ベータ細胞への効率的な分化誘導(ダイレクト・リプログラミング)が究極のゴール。
彼自身の2人のご子息は、ともに1型糖尿病なので、必死で、しかし冷静・沈着に研究を進めておられる。すでに、ゴールが見える(まだ距離はあるが)ところまで、研究が進んでいる。
この子供たちや岩田選手が、インシュリン投与の日々から快方される日が、近い将来、訪れることを願っている。