いろいろ「復活」・・・「仕分け」から | 医学ニュースの深層

いろいろ「復活」・・・「仕分け」から

 民主党が自治体などからの陳情を踏まえ政府の2010年度予算への反映を求める「重点要望」に、行政刷新会議の事業仕分けで「保険適用の対象外にする」と判定された漢方薬など市販品類似薬の保険適用継続を盛り込む方向で検討していることが11日分かった。

 使用患者ら約27万人分の継続要望署名が厚生労働省に提出されるなど、仕分け結果への反発が大きいことに配慮したとみられる。

 14日の党役員会で最終的に取りまとめ、他の項目とともに「重点要望」として小沢一郎幹事長が鳩山由紀夫首相に直接伝達する予定。事業仕分けで「大幅削減」と判定された次世代スーパーコンピューター開発事業など、文部科学省の科学技術関連事業も“復活”対象となっている。

 このほか「重点要望」には、衆院選マニフェストに明記した(1)農家の戸別所得補償制度創設(2)子ども手当支給(3)高校の実質無償化―なども含める考えで、現段階で15項目程度に絞り込んだ。(共同)



コメント:


 ホラ、言ったとおりでしょ。

 前にも書いたように、最初から仕分けなんて財務官僚がアドバルーン(観測気球)あげて、様子を伺った「茶番」だもの。


 ただ、この国の一流の科学者の大半が、こんなことすら見抜けず、まともに怒っちゃって、軽くあしらう「知性」が足りない方だったことを国民に知らしめてしまったことは、あとになってじんわり効いて来るな・・・。「真面目」なんかね?・・・皆さん。いい意味でも悪い意味でも。

 

 財務官僚からすれば、自分らの代わりに「アホな目立ちたがりの政治家・評論家」らが矢面にたってくれたわけで、おまけに「聖域」に切り込んだら、どのくらいのインパクトがあるかが把握できた。そして、それをもとに今後の政策(悪魔の)を立案でき、更に「恩着せがましい復活」をすることで、批判を最小限にかわせ、現状維持の予算なら「事実上は削減するのと同じ」だからウマー。・・デスヨ。


 一体、どんな教育をしたら、こういう「狡猾」な人間が生まれるのだろう。

・・・って、東大総長と東大の法学・政治学研究科長にインタビューしてよ。

マスコミ様。