「新型インフル低年齢で増加 5~9歳最多、感染研分析」を踏まえた「私からの提案」
感染研によると、夏休みが終わった後は、5~19歳の患者の割合が増加して流行の中心になり、その中でも10代前半の患者割合が最も多かった。
しかし、最近になって10代の割合が低下し、9歳以下が増加。今月1日までの1週間でみると、5~9歳が36・7%を占め、前週まで最も多かった10~14歳と入れ替わった。
感染研感染症情報センターの安井良則主任研究官は「9歳以下の患者が多くなると、小児科の負担がより増えることになる。負担を増やさないために念のための受診などは控えるべきだが、症状がある場合には早期に受診するべきだ」と話している。(共同)
コメント:
小児科パンク状態は、先ほども書いた。
そもそもの小児科医不足といった、この国の医療体制の弱点を新型インフルが「急襲」している。
その一方で・・・
埼玉県は8日、同県深谷市の男児(3)が7日に死亡し、新型インフルエンザ感染が確認されたと発表した。男児に基礎疾患はなかった。死因はインフルエンザ脳症とみられる。
県によると、男児は6日夜に40度近い熱を出し、7日午前に近くの診療所で受診。簡易検査で新型インフルエンザ感染が陽性だったためタミフルを服用。7日夕に容体が急変して意識不明となり、救急搬送先の病院で死亡が確認された。(共同)
・・・というNewsもある。
小児には、タミフル脳症のリスクがまだ、捨てきれないのでリレンザの方が望ましいと前にも述べた。このNewsのケースについては詳細解析が必要だろう。
タミフルの方が、処方しやすい点で「負担」が少ない。
だから、この医療体制の脆弱下では、皆さん、余計に、そうなされる。
しかし、私は、小児の場合、少々、手間がかかってもリレンザのほうを優先したほうがいいと思う。
また、そういう「負担」を軽減させるためにも、前から「第3の新薬」の「限定的早期承認」をと訴えているのであるが・・・。
こういう発想は、この国では、どうも、まだ「独創的」過ぎるようだな!
しかし・・・権威のある「爺さん・婆さん」先生らは、もうしばらくしたら、さも自分が提案したように、私の上記提案を、述べるだろうな(笑)。いつものことだ・・・。
まあ、こっちは、当たり前のことを当たり前のように言ってるだけなので、このくらいのことなら、いつでも「くれてあげる」から、さっさと実行に移して欲しい。