小児科診療、パンク寸前 休日・夜間、インフル患者殺到
新型インフルエンザの感染拡大が続く中、夜間・休日診療所に患者が殺到している。
子供の感染が多く、6時間待ちの小児科も。
自治体などは診療所や医師の数を増やすなど体制を強化するが拡大は収まらず、
全国平均で大流行の目安となる「警報レベル」に達した。
現場からは「このまま感染が広がり続ければ医師の体力が持たない」との声も漏れる。
「内科医も協力して何とかやっている」。東京都台東区の浅草医師会の椿哲朗会長(60)はこう話す。
同区内の休日診療は計3カ所の診療所で、医師が輪番で担当してきたが、
子供の感染拡大で対応できなくなり、10月25日から1カ所増やした。
それでも患者数は季節性の数倍規模で「インフルエンザ以外は診察できない状態」という。
(日経新聞)
コメント:
ほらね。
この調子だと、前からここでも書いてますが、年末の医療機関は地獄絵図だと、言ったことも当たるでしょう。病気は、なにも、インフルだけじゃないのですがね・・・。
今でも、新型インフルは他の疾患治療に少なからぬ悪影響を与えてますし、そのころには、そういう事態が更に顕在化するでしょう・・・。インフル感染で死亡というより、インフル感染してなくても、間接的に「インフルのせい」で重篤になるケースが多数出てくる・・・。
なお、年明け、少しすれば、新型と季節の並存状態が続くと思います。
この中身は、また後日書きます。
医療従事者は、肉体的にはもちろん、精神的にも落ち着く暇もない。
そして「その犠牲者」のことが報道される・・・ということになる・・・。