新型インフルで重症肺炎、小児194人 | 医学ニュースの深層

新型インフルで重症肺炎、小児194人

新型インフルエンザで重症肺炎になり、1週間以上入院した小児が194人に上っていることが、

日本小児科学会の調べでわかった。

 新型インフルが原因で脳症や、酸素投与が必要となるほど重症の肺炎などを発症し、

1週間以上入院した患者について、医療機関に報告を求め、5日現在で集計した。

 194人の重症肺炎患者は5~10歳が中心。うち1人が死亡したが、

その他は回復した。

 脳症は57人で、6~9歳の幼児の発症の報告が目立った。うち10人は肺炎も併発。

同学会は「脳症と肺炎との併発は季節性のインフルではほとんど見られない」としている。


(2009年11月8日 読売新聞)



コメント;

 ここのブログでも前から再三、言ってることですね。

 なお、脳症と肺炎の併発については、小児の場合、タミフル投与の有無を詳細解析すべきでしょう。

 今日の読売新聞朝刊に自分が取材されたコメントが載ってるよ。
インフル・ネタじゃないけどね。まあ、探してみれば?(笑)。