新型インフル、全国で「警報レベル」 1医療機関の患者数33人 | 医学ニュースの深層

新型インフル、全国で「警報レベル」 1医療機関の患者数33人

 国立感染症研究所は6日、10月26日から11月1日までの1週間にインフルエンザに感染し、同研究所が定点観測する全国5千の医療機関を受診した患者数は、1機関当たり33.28人で警報レベル(30人)を超えたと発表した。

 前週(24.62人)から3割超増えており、ほとんどが新型とみられる。数値が警報レベルに達したのは新型の流行後初で、全国で新型インフルエンザの流行が本番を迎えた。警報レベルを突破した都道府県は21に上り、全都道府県が注意報レベル(10人)を超えた。同研究所は「全国規模での流行はさらに本格化している」としている。

 都道府県別では、愛知(54.44人)、秋田(5355人)が季節性のピークの目安となる50人を超えた。三重(46.14人)、福岡(45.64人)、宮城(44.82人)、兵庫(42.43人)なども50人に近づいている。(日経新聞)


コメント:


 ほらね。11月1日の記事で言ったように、きっちり今週末に「警報レベル」を超えたでしょ。


 このあたりの医学・医療に関する私の予想は、ほぼ当たるし、いちおう専門家なので、巷の評論家らよりも精度の高い見解を示しているつもりですがね・・・。

 そう思ってるのは本人くらいなもののようで、不人気ブログです(笑)。


 まあ、検索で、たまたま、ここに辿り着き、今から見る人は、ついでに過去のブログ記事を見るといいよ。


 なお、年末の医療機関は「地獄絵図」だと以前、書いたけど、今でも、インフルのおかげで「3時間待ち」の病院が都内で多くなっているから、こういう事態も当たるでしょうね。先ほどの講義(今日は、珍しく短縮した)で、「あんたら、年末は、休めると思うなよ」と言っておきましたがね。インフル云々よりも、現場の者は、過労で倒れるわ。


 ああ、嫌だ。