新型インフル:海外ワクチンに関する専門家のあまり報道されていない見解
最近の都内での学会における専門家らの議論の要旨です。
1.まず、日本でのワクチン生産本数に限りがある中で、
海外のワクチンを特例承認で輸入することが決まった件について・・・
東大の河岡教授は「委員会で突如出てきた話で、国内産とかなり違う」。
2.板村室長曰く、「国産で足りないのを補うのだと思っていたら、
2社ともアジュバントが入っているし、抗原が培養細胞由来のものもある。
米国で、今、新型インフルエンザワクチンの予防接種が始まった。
しかし、そこで使われているのはアジュバント無しのスプリットワクチン
(注; 日本の季節性ワクチンと同じもの)だ」。
3.河岡教授;「今の輸入ワクチンは筋肉注射なので、
(皮下接種しか認めていない)日本において、
小児に使えるかという点でも問題がある」。
・・・と、まあ、こういう情報を、こそ、正確に報道しましょうね。
マス・メデイアの皆様。