季節性をやや上回る発生率 新型ワクチンの副作用
厚生労働省は28日、今月26日までの1週間に新型インフルエンザワクチンの接種を受けた医療従事者では、重い副作用の発生率は0・0007%で、昨年度の季節性インフルエンザのワクチンによる発生率0・0003%をやや上回ったと発表した。
ただ、厚労省は「医療機関に積極的な報告を求めているためで、副作用の発生頻度は季節性と同水準」とみている。
厚労省によると、接種を受けた人は推定で約85万人。重い副作用症状が出たのは6人で、症状はアナフィラキシーショック、吐き気、発熱など。これとは別に、じんましん、接種部位の痛みなどの軽い症状の報告が75人からあった。
昨年度の季節性ワクチンでは約4740万人が接種を受け、重い副作用報告は121人だった。
厚労省は11月中旬をめどに、10月に実際に接種を受けた人数を集計し、副作用発生率の確定値を公表する。その後も1カ月ごとの数値を公表する予定。(共同)
コメント;
ということで、やはり、元気な一般の方は、無理してまで接種する必要は、ありません。なお、次は、今回の接種者のうち、どれだけ新型に罹ったかに関するデータを見るのが楽しみです。
ところで、ヒトiPS細胞研究の論文を、先ほど、某 一流誌に、また投稿しました。
まあ、まもなく、前に投稿した非常に重要な論文の結果が来るでしょうが、その間を縫って、書き上げた論文です。受かればいいな。