足りるのか人工呼吸器?:死亡後に新型感染を確認 神奈川の女性、国内32人目 | 医学ニュースの深層

足りるのか人工呼吸器?:死亡後に新型感染を確認 神奈川の女性、国内32人目

 神奈川県は23日、急性心筋炎の疑いで20日に死亡した同県厚木市の女性(51)の粘膜を調べたところ、新型インフルエンザへの感染を確認した、と発表した。新型インフルエンザ感染が急性心筋炎を引き起こした可能性が高いという。基礎疾患はなかった。国内の死者は疑い例も含めて32人目。

 女性は13日、38度台の発熱があり、近くの病院で受診。その後、熱は下がったが、両足に力が入らないなどの症状が続いたため19日に別の病院に入院、翌20日に呼吸困難に陥って死亡した。

 女性は20日にインフルエンザの簡易検査を受けたが、陰性だった。死亡後、新型インフルエンザ感染を疑った医師が、のどの粘膜を詳細(PCR)検査し感染を確認した。 (共同)



コメント:


 日本の迅速診断キットの精度と普及率は、世界トップクラスなんですけれどね。

まあ、それでも、すぐに発見できないケースも、このように存在します。

 急性心筋炎での死亡か。これもそうだが、ウイルス性の肺炎は更に怖い。


 やはり、このままいくと、どうも、年末あたりに、現場で、人工呼吸器の奪い合いが繰り広げられる可能性が高くなってきたな。。。