接種回数20日にも公表;ただいま出張中ですが・・・それでも、書かねばならない新型インフルネタ
厚労相は「今の時点でわれわれが考える(1回接種の対象範囲についての)見解と、
(接種回数の判断を先送りする対象者について)今後、どういう手順で精査するかの道筋を示す」と述べた。
19日夜に開かれた専門家らの会合では、健康な成人200人の臨床研究結果から、
医療従事者は1回接種でも良いとの方向性が示された。
一方、妊婦などその他の対象者について厚労省は、小規模な臨床研究を実施する方向で検討している。
厚労相は「(医療従事者を1回接種にすることに)異論はなかったと聞いている」と述べた。(共同)
コメント:
マア、ネコも杓子も、ワクチン・ワクチンと大騒ぎ。
医療従事者(医師、看護師(茄子)でも、出張先の宿泊先のHotelでNews見てたら「これでほっとしました。」というコメント。
だったらいいねえ(笑)。もう「免許剝脱」ものだな(笑)。
こんなのがいるのは、まあ「想定外」だ。
で、前の記事で1回接種のことを少々、皮肉ぽく、私にしては「あっさり」書いたけれど、これは「1回接種」の根拠となる臨床研究が、あまりにも、?だったから。・・・もう、けだるくなりましてね・・・。
200人くらいの研究でというだけではない、1回接種と2回接種の比較研究でもないから、もう、こんなのを根拠に、今回の「第1波」くらいのものに対して必死のパッチで、ワクチンだ、なんだと、言うのなら、なんで今にも、命が危ない「がん患者」への未承認薬(海外では承認)を「1括承認」しないんだ!
それと、話をもとにもどして、ワクチンについてだが、この新型インフルは「肺」でかなり増殖するというのが「季節」インフルとは大きく異なる点。・・・前にも、何度か書いたけど・・・。だから新型は「季節」よりは肺炎になる確率が高い。
今回のワクチンは「予防」の効果はそれほどではなく「重症化」を防ぐためと、報道されている。
では本当に、今回のワクチンは重症化を防ぐのか?
答えは?だ。防げたとしても、「それほど」でもなかったという程度になる可能性が高い。
上記の「新型は季節より、肺で大いに増殖する」という理屈から言って、もし「第1波」用対策として今のワクチンを打つなら、「肺炎球菌ワクチン」を同様に打つほうがいい。これで初めて、ようやく「重症化予防」効果が、満足のいくレベルに達するだろう。(ただし、この部分は自費診療になるから・・・この辺りなんとかしろよ、新政府)
でも、ここまでしてまで打たなきゃならない人は限られている。
すでに1回罹った、日本の234万人の方々は、打たんでいい。
これからは、まだ罹ってない「妊婦や基礎疾患のある人など」が優先でいい。
ただ、特に彼らには肺炎球菌ワクチンとの同時接種がなされるべきだ。
ちなみに、今までの日本の死亡率を明らかにしておくと、現時点で「234万分の27」だ。(あとは、各自で計算してくれ)。
ちなみに、全世界では0.2%前後である。日本がいかに、新型インフル関連死亡者(死亡率)が少ないか、理解できよう。
そうこうしているうちに、前から私が警戒している「第2波」(強い病原性)への「新型の変身」が着実に進んでいる。
私は、最悪のシナリオをベースにして、打てる対応をするだけです。
必要以上に心配しなくていい。薬、新しい治療法の準備は着々と進んでいる。
以上