特に、このブログの読者の皆様が対象・・・肥満が膵がんの危険高める
米国内での疫学調査の結果、若いころから体格指数(BMI)が25以上の「過体重」だったり、30以上の肥満だったりすると、膵臓がんを発症する危険性が高くなったと、テキサス大の研究グループが米医学会誌に発表した。若年からの体重コントロールが予防に有効である可能性を示している。
841人の膵がん患者と、年齢や人種などが同じ754人を比較。14~39歳での過体重と20~49歳での肥満は、糖尿病の有無とは関係なしに膵がんのリスクを高めていた。また、喫煙歴のある人の方が高リスクだった。
20~49歳で過体重か肥満だった人は、膵がん発症が2~6年早かった。(47 News)
841人の膵がん患者と、年齢や人種などが同じ754人を比較。14~39歳での過体重と20~49歳での肥満は、糖尿病の有無とは関係なしに膵がんのリスクを高めていた。また、喫煙歴のある人の方が高リスクだった。
20~49歳で過体重か肥満だった人は、膵がん発症が2~6年早かった。(47 News)
コメント:
この報道の出所は、JAMA誌(臨床医学のトップ誌の1つ)。
Body mass index and risk, age of onset, and survival in patients with pancreatic cancer.・・・という論文です。
たとえば、14歳から39歳で、BMIが25以上の「過体重」の人は、67%ほど膵臓癌リスクが増加する。
肥満と膵臓癌との関係だけだと、たぶん、このクラスの超一流誌には載らない。
しかし、若い層からの「過体重」がヤバイということを示したところが新しい。
皆さんくらいの年齢でBMIが25以上(日本じゃ「過体重」というより「肥満」)にならないように、お気をつけください。
まあ、ここにわざわざ来ている人たちは、健康に関心をお持ちの方が多いようなので、指摘しなくても大丈夫・・・かな(*^▽^*)