新型インフル、2遺伝子変異で病原性強まる可能性 東大教授 | 医学ニュースの深層

新型インフル、2遺伝子変異で病原性強まる可能性 東大教授

 東京大医科学研究所の河岡義裕教授は、今回の新型インフルエンザについて、ウイルスの2種類の遺伝子がわずかに変異すれば、人体で増殖しやすくなり病原性が強くなる可能性があると指摘した。今後、2遺伝子が変化しているかどうか監視する必要があるとしている。

 今回のウイルスは鳥、人、豚のウイルスが混ざってできており、人での増殖能力を十分に獲得していない。「PB1―F2」「PB2」というたんぱく質を作る遺伝子がそれぞれ1カ所変異すれば人で増殖しやすくなる可能性があるという。 (日経新聞)



コメント:


 さすがは、インフルエンザ研究の第一人者たる河岡先生。

良い指摘です。気づかれましたね(ノ´▽`)ノ


・・・で、そういう変異がある(実験的に創った)ものに対しても、これから、われわれが提案する治療法(論文投稿後、審査中)は、非常に効果があったわけです。