新型インフル・・・この情況での「安心宣言」を高らかに言う「日本の政治家」のセンス
米感染者は8500人超 前日から658人増
【ワシントン28日共同】米疾病対策センター(CDC)は28日、米国での新型インフルエンザの感染者が、感染がほぼ確実な人も含めて、8585人になったと発表した。
前日から658人増えた。死者は12人、入院した人は507人。
豪の感染者167人に 連日大きく増加
【シドニー29日共同】オーストラリアのロクソン保健相は29日、同国の新型インフルエンザ感染者が167人となったと発表した。同国では今週に入ってから、感染者が連日、大きく増加している。
コメント:
米国でも、まだまだ患者数は増加し、死亡率は0.14%と「季節なみ」だか、相変わらず、入院率は5.9%と変化していないのは気になる。割としっかりした対策の元でもこうだから。
加えて、オーストラリアでの増加も、南半球への拡大という点では、あまりにも予想通りに進みすぎる。
とりあえず日本での患者数が、この時期に「いきなり飛躍的に」伸びることは、あまり考えられない。まあ、東京が真のデータをださない限りですが(今となっては出しようが無いが・・・実際には罹っても「軽症」で季節の中でも軽いものと同じ程度で済んでたから表には出ていないだけ。)・・・。
だからといって、政治家が安易に「収束宣言」や「安心宣言」を出すのは、時期尚早。「願望」を述べていい立場の方々ではないだろう。危機管理のセンスが無いことがよくわかる。こういう政治家は次の選挙で落として差し上げましょう。
今のところは、まだ「まったり」と増えますよ。新規の増加国からの帰国者からも一定数は、いるでしょうし。
「決して怖がる必要は無いけれど、注意は、してくださいね」。