個人のキャリア形成と危機管理 | 医学ニュースの深層

個人のキャリア形成と危機管理

 昨今のアメリカ中心の金融危機から、個人のキャリア形成と危機管理に関して学べることがあれるとすれば、「独立・自立しても孤立するべからず」のように思います。

いかに自分の存在をコミュニティーに組み込み、運命を共にする人を何人ももつか・・・。


 語弊がありますが、「自分がコケれば、多くの人にも迷惑がかかるようなつながりを遠慮せずに作ること」が最も強いセーフティーネットとして機能するのかもしれません。ただし、このセーフティーネットは双方向性であって、他人がこければ自分にも影響があるので、喜んでその人を助ける必要が生じます。

 過度の「自己責任論」に影響されて、「他人に迷惑をかけられたくないが、自分も他人に面倒もかけられない」ような孤立状態に陥らないことを個々人が意識すべきではないかと感じる今日この頃・・・。