【ブログ】平成23年9月議会一般質問その⑤ ~防災対策について~ | 「いはら陽輔と和光の未来をつくる会」活動日記

【ブログ】平成23年9月議会一般質問その⑤ ~防災対策について~


和光市議会9月定例会で私が行った一般質問の要旨をご報告いたします。掲載が遅くなりましたことをお詫びいたします。また本ブログの掲載内容は一般質問の際のやりとりを私がまとめたものです。正式な内容につきましては和光市議会の会議録システムに登録されておりますので、そちらをご覧ください。

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◆一般質問通告内容◆
5 防災対策について
(1)職員の連絡体制について
(2)学校の設備の耐震化について

(1)職員の連絡体制について

質問:6月定例会の一般質問の中で、和光市職員防災連絡網の作成を行っているという答弁があったが、この連絡網の作成状況を伺う。

答弁:連絡網は作成しており、人事異動や電話番号が変更した場合には随時最新のものに更新している。

質問:職員との連絡手段が電話だけだと、電話が不通になった場合には連絡網は機能しない。電話連絡網以外のその他の連絡手段を複合的に利用する必要があると思う。そこで「緊急参集システム」というシステムの導入を提案したい。緊急参集システムは、一斉メール配信や職員の安否情報、安否確認のリアルタイム集計、防災情報の共有、気象情報との連携による自動参集機能を備えている。実際に使えるものかどうか検討していただきたい。

答弁:震災の際に電話がつながりにくくなったことは承知している。しかしメールは比較的つながりやすかった。連絡網に今後メールアドレスもつけ加えていくことも考えている。現在職員初動体制マニュアルを策定中であるが参集システムについては、その対応の中で検討していく。

(2)学校の設備の耐震化について

質問:報道によると、全国で公立学校の建物の耐震化は進んでいるが、天井や壁、照明といった建物以外の設備の耐震化が思うように進んでいないとのことである。和光市の小・中学校の状況についてはどのようになっているのか?

答弁:阪神大震災以降、校舎等の耐震化を順次行ってきたが、その耐震補強工事の際、天井材や内装材、照明器具、窓ガラスといった耐震基準に含まれない非構造部材の破損を抑えるべく、工事とあわせて実施してきている。

質問:設備の耐震化がまだ施されていない建物についても、設備部分の耐震化を行っていただきたい。

答弁:隔年ごとに建物調査の中で学校設備の破損、劣化状況を調査し、緊急性のある場合にはその都度措置を講じている。もう一方では、県教育委員会、南部教育事務所と合同で、年に1回、全小・中学校に必ず管理訪問を行っている。その中で、危険箇所の発見されればその対応を図っていただいている。