ご存知の方も多いと思いますが、ピアノの名器のスタインウエイが韓国のピアノメーカー、サミックに吸収された。
かつてピアノの三大名器といわれたスタインウエイ、ベーゼンドルファー、べヒシュタイン、全てヨーロッパメーカーではなく東洋のメーカーとなった。
ただし、べヒシュタインは40年ほど前に倒産し20年ほど後に復興させたが、当時と構造も違い全く異なるピアノなので最初にサミックに吸収された。

サミックはスタインウエイとべヒシュタインの親会社。
その親会社は現代(ひゅんだい)自動車で有名な現代グループ。資金は豊富。
なにしろ日産、ホンダよりも世界中では売れている。何故か日本人はその良さを認めないため、日本は撤退。
ベーゼンドルファーの親会社は日本のヤマハ。

その日本メーカーは中国、インドネシアに製造拠点を移しそうな気配も感じる。
ヨーロッパメーカーも一部の中国メーカーと技術提携して製造しだした。

日産とルノーとダイムラー(ベンツ)が提携というニュースを見ると、もはや昔の名前で通用するのは日本のようにコントロールしやすい国民性の国だけかも。
自分の感性で物を選ぶ国には勝てない。いよいよ経済的植民地化しそうな気がする。
皆様の着ているもの使っているものは生産国は中国、ベトナム、インドネシア、名前は日本のメーカー。
しかし、日本の上場企業の社長は外国人となりそうな気配。
人類みな兄弟と思えば良い事かも。

しかし、日本の会社と思っているのは日本人だけ。