最近、古い映画を録画して観ている。
最近では『上海から来た女』『ギルダ』『聖メリーの鐘』『オペラハット』『或る夜の出来事』『カバーガール』等。
おそらくタイトルを見て何も思わない方が大半と思います。

なぜかリタ・ヘイワースがヒロインの映画が3本も有った。
こういう映画を観ると昔に観た時にはオバさんと思ったりしたヒロインが全て私よりも若いだけに魅力的に見える。
美人ではないクローデット・コルベールの粋さが解ったり、ジーン・アーサーの優しさを感じたり、イングリット・バーグマンのチャーミングさに好意を持ったりする。

それ程馴染みの無かったリタ・ヘイワース。
鳥取や埼玉の男性連続毒殺事件の犯人の女の顔を見るまで、この人とシャロン・ストーン、キャサリン・ターナーが何となく悪女のイメージだった。
事実はこれ程の美女がわざわざ策を弄し殺人までして男性から金を巻き上げずとも勝手に貢いでくれるものなのでしょう。
貢ぐにも金のない私は対象外で相手も寄って来ない。
映画はストーリー上、こういう美女を使わねば絵にならないですから。

このリタ・ヘイワース、歌って(吹き替えかも)踊れる女優でフレッド・アステアーやジーン・ケリーとも素晴らしく達者に踊る芸を持つ人でした。
若い方にも、そのうちに古い映画も観ていただければ、何かそこから発見もありますよ。