創作焼き菓子工房 レーヴドゥイグレック

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、、、トマトのこと





美味しいトマトが食べたくて  スーパーで真っ赤なトマトを見るたびに 思わず買いそうになるが 買わない     






これまで 何度も買っては毎回 失敗 して来た





ただ美味しいトマトが食べたいだけなのに





なぜスーパーのトマトは一年中真っ赤でいつでも出回っているのか?






なぜみな同じ味で水くさいのか??






なぜ 旬でも 美味しくないのか???







オーガニックトマトは美味しくても特別品で毎日は手に入らない





見かけだけのフレッシュトマトにはもはや何の魅力も感じない…







もうずーーっと以前、母が実家の庭先で栽培していた普通のトマト






およそ 畑仕事など無縁な母が 小さな庭先で育てたトマトを初めて食べた時の驚きと感動は生涯忘れられない






これこそ本当のトマトの味‼️と思えるほどの美味しさで 今迄食べて来たのは何だったのか⁈ もうスーパーのトマトは食べられない!!  と、それからは トマト欲しさに実家通い、たんまりと貰って帰ったものだ




特別な栽培法や肥料、土、でもなく、農作業などしたこともないあの母が 作ったとは信じられない



確かに形はブサイク、色も何だか変、大きさバラバラ、とても美味しそうには見えない 母のトマト





真っ赤なツヤツヤの美しいスーパーのトマトと比べたらおそらく100%の人がみなそちらを選ぶに違いない





たかがトマト されどトマト






トマトを見る度に もう一度あのトマトを食べてみたいと思う







美味しいトマトが買えないなら せめて少しはマシなトマトを作ってしまえ!と 



毎年トマトを栽培している、、小さな庭先で





けれど まだ一度も 納得出来る味には至らず


到底母のトマトを超えられない







「ホホホ、トマトも人も同じ、まだまだ未熟なアンタにはムリムリ」
(≖‿≖)








と、母の辛口コメントが聞こえてくる…









今朝、綺麗に真っ赤に、はちきれそうに膨らんだトマトが採れた



色、ツヤ、形はOK



肝心のお味は…








70点







まだまだ未熟故の結果、ここはひとつ、心身の熟成から始めよ、と、母がメッセージを送っているに違いない







もうすぐ七夕星





今年の願いは 




「美味しいトマトが出来ますように、


ついでに 私も心身熟成出来ますように✨✨」







なぜ あれほどまでに美味しかったのかは不明なまま


母のトマトは もう二度と食べられないけれど





その味の記憶が消えることは決してない






トマトを見ると いつも母からのメッセージが聞こえて来る気がする…





















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