日付は去年にさかのぼって12月のことだ。
無駄に増えたビデオテープを整理していると、『Shall we ダンス?』とラベルに書かれたテープを発見。
あとで観ようと、とりあえずTVから録画して忘れられた一本だ。
あの有名な邦画を私はちゃんと観たことがない。
TVでも何度も放映されたが、途中でお風呂に入ったり、子供たちを寝かしつけて自分が寝てしまったり。。
とても観たかった映画だが、「録画しているんだし、いつでも観られる的安心感」で、チャンスがなかったのだ。
そのうちテレビ(ビデオ)は子供たちが主に使うようになり、全くといっていいほど自分の観たい番組は見られなくなっていく。
ヨシ、子供たちが学校から帰ってくるまで観よう。
と、最初から観る。
おおおおぉぉぉぉぉっっっっ。。。面白いじゃないか
いまさらストーリーを書くまでもないが、役所公司のまじめさが、なんとも好感が持てるというか滑稽でもある。
草刈民代も、しろうとくさいけど、キレイだしツンとした感じがいい。
奥さん(原日出子)の行動もわくわくするし、探偵のからみも面白い。。
竹中直人や渡辺えり子、「たま子先生」役の方←ちょっと知らない女優さんですが。
それぞれの個性がとても面白い。
数々の賞に輝き、監督と女優さんの結婚など、話題性もあり、海外でもリメイクされるだけの映画だ、何で今まで見られなかったのかくやしい。。。
なんとも引き込まれるドラマだなーと、気持ちよく観ていると、いよいよクライマックス。
ダンスコンクールで失敗してしまい、内緒でダンスを習っていたことがばれた・・・・
突然、テープが終わった・・・・、巻き戻し。しゃーーーー
へっ?
初めて観た私は当然ラストも分からない。
なんなのー、途中で切れてるってーーーと、自分がキレそうになった。
・・・・・
結局2週間後くらいに、レンタルDVDを観直してやっと、感動のエンディングをものにしたのでした。
レンタルDVD屋でも、もはや話題作ではないので探すのに苦労した。
店員さんに聞いても、すぐに探せないほど目立たなかった。
しかし、名作だな。