iPadの使い道。 | iForce Blog(旧ブログ)

iPadの使い道。

数日経って色々な意見が出てきているiPad。
賛否色々あるようです。

僕も最初の印象は?でした。
スペックも操作方法も特に革新的とは言えません。

価格的にネットブックと競合するでしょうが、シングルタスクでFlash非搭載ではiPadに軍配を簡単には上げられません。

操作方法はiPhone、iPod touchとほぼ同じ。
すでに何千万人かがこれらの機器に触れている訳ですから全く新しい体験という感覚はないでしょう。


しかし、このデバイスの可能性を考えると、コンピューターデジタルライフを刷新するように思えてきました。

$iForce Blog


将来、沢山のiPad用アプリがリリースされる事を想定しての話になりますが、僕の考えるiPadの用途(妄想)は。





1.iPadがカーナビに取って代わる。

3G、GPS内蔵のiPadならカーナビソフトさえあれば、最高のカーナビになるポテンシャルがあります。
何十万も出してカーナビを買うならiPadの3Gモデルを買った方が得ではないでしょうか。

地図はGoogleMapsが利用できますし、今後音声案内や行先案内がアプリで実現し、車載キットが発売されたらタッチパネルを備えた最高のカーナビに変身するのではないでしょうか。

カーナビ以外にも音楽や映画だって楽しめるので、家族や友達とドライブする時も車内を盛り上げてくれそうです。
ネットで目的地の観光スポットやお店も調べられるし、メールもチェックできます。

車に乗らない時でも家や外で利用できるのもカーナビより優れているところです。





2.iPadがMacのタブレットデバイスとして機能する。

これだけ大きな表示領域ならばパソコンのタブレットとして使えないのはもったいないです。
Macに接続して、アプリケーションをタブレットから操作できればさらに利用価値が広がるでしょう。

イラストレーターやアニメーター、デザイナーだったらPhotoshop等のペイントソフト、Illustratorなどのベクターツール、3Dソフトやアニメーション、Final Cut Pro等の映像編集でもこのタブレット上で画像や映像を編集する事が出来るとしたら便利じゃないですか。

Appleは絶対作らないかもしれないけどiPad専用のペンがあったら、それなりに需要はあると思います。指先で描くよりペン先の方が細かい絵は描きやすいに決まってますから。

音楽系なら鍵盤やドラムパッドからDJのミキサーやエフェクターのコントローラーに早変わり。
GarageBandやLogicだって使い道が沢山ありそうです。





3.iPadで新聞、雑誌の定期購読が出来る。

これは今後のiBooksStoreにかかってますが、新聞、雑誌を買うかわりに定期購読で毎日、毎週ダウンロードできるようになったら読む方も作る方も都合がいいのではないでしょうか。

もちろん紙よりも手頃な値段で。

これなら読み終わってもかさ張らないし、資源ゴミが減るかもしれません。





4.iPadをゲーム機、ミュージックプレイヤー、ビデオプレイヤー、ウェブブラウザとして使う。

これはすぐにでも使えますね。
自分のデータがそのまま活用出来るので。

こないだの発表イベントでもこの部分を一番アピールしていました。





5.iPadでBootCampが走ってWindowsやAndroidが動く。

これはJobs閣下が(死んでも)許さない事だと思うので可能性は低いです。
実現したら最高のネットブック+Win機として重宝するんですけど。
多分これだけで売上倍増します。
iPhoneOSなら脱獄系(JailBreak)の方々が何とかするかもしれませんので期待したいところです。





6.iPadにFlashが入る。

みんなが不満にあげる一番多い声の一つがこの部分です。
技術的には全く問題なく動くと思います。バッテリー問題を指摘する記事もありますが。

僕はAppleがこれをiPadやiPhoneに入れない原因はバッテリーのせいではないと思っています。
Flashが走ってしまうと、事実上iアプリと同等の事がSafari上で行えてしまい、AppStoreのビジネスモデルが崩壊してしまう危険を感じているからだと思います。

Appleが拒否したアプリだってSafari経由で簡単に動くようになったらコントロール出来なくなると懸念があるのでしょう。

なので、FlashがiPhoneやiPadに搭載される日は来ないかもしれません。
AppleがAdobeを買収するとか、そんな日が来るまでは。



という感じです。

5.6.あたりは実現する可能性が低いと思いますが、1.2.は本気で実現してほしいです。
そしたら買っても損はしないでしょう。


という訳で発売まではまだ時間があるので、じっくり悩んでみようと思います。