【WordPress】ユーザーごとに投稿ページ・固定ページの閲覧権限を設定する | 長妻紀之のブログ

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今回は各ユーザーごとに、閲覧させるページを制限させる方法を備忘として記載します。
前々回の記事で紹介した、会員制サイト構築の方法と組み合わせで使用する前提です。


今回実現のために「User Access Manager」というプラグインを使用しました。

手順は以下の通りです。


0) ユーザー作成

事前準備として、設定したい権限の分だけユーザが作成されている必要があります。

今回は管理者側で全てユーザーを作成する形だったのでよいのですが、
各利用者側でユーザー登録を行わせる場合は、
ユーザー承認をする前に、権限の設定を行う必要があると思います。
(じゃないと権限設定するまでの間は全部見れちゃうので・・・)


1) ユーザーグループ設定

「User Access Manager」をインストールすると、メニューに「UAM」というのが増えているので、
その中の「Manage user user groups」を選択し、各項目を設定します。

User group name:任意のグループ名
User group description:グループ名に対する説明
IP range:IPで権限を制限する場合は設定。(今回未使用)
Read access:デフォルト(only group users)のまま
Write access:デフォルト(only group users)のまま
Role affiliation:チェックなし!

※Role affiliationに関して、ここで例えば、「購読者」にチェック入れると
 権限「購読者」でユーザ作成時に、
 かならずこのユーザグループに所属させなければいけなくなる
 (グレイアウトされててチェック外せない)ので
 ユーザーごとに権限設定する場合は、
 ここではチェックをいれず、ユーザ設定の方でチェック入れる。


2) 各ユーザーを作成したユーザーグループに所属させる

ユーザーの編集画面の一番下に、
ユーザーグループを選択するチェックボックスがあるので、
ユーザーごとに所属させたいグループにチェックを入れていく。


3) 各投稿ページ、固定ページごとに、閲覧可能グループを設定

各投稿ページ、固定ページの編集画面に、
閲覧を許可させるグループを選ぶチェックボックスがあるので、
それを設定していく。

ちなみに、一つもチェックを入れなければ全ユーザが閲覧可能な状態となる。


以上です。


なお、User Access Managerを有効化すると
管理者でページを閲覧する際に、
固定ページタイトルの後ろに[L]という文字が入る仕様のようです。

管理者以外のユーザで閲覧している場合はつかないので
まぁいいか、とそのままにしてます。