三連休は濃かったです。





長い記事です。



娘、四月に中学3年生。



受験生としての色々の話なども
学校であったりで、
大きくなったなぁと改めて思う。



ずっと進みたい進路はあったようで
話も聞いていたのですが、
いざ、中3目前!となり、

本人的に、
「受験生になる」というか、、

そう遠くない時期に高校生に
なるのだという自覚が
芽生えたようで、、、、


それは素晴らしいことなのですが、
いきなり、進路の希望が急展開!!


行きたい高校が劇的に変わって、
遠方の私立高校。


通学経路を調べると今の家からだと
通学片道2時間は軽くかかる。



まだまだ決定の時期ではないので、
またこれからしっかりと
本人と共に見極めていきますが、、。




もし、
もしも、その私立高校にいくのなら
引っ越しは必須。

幸い賃貸暮らしなので、
本気になれば身軽に引っ越せますが、
なかなかの急展開になる。






娘の希望に対して、
ご家庭によっては反対するご両親も
かなりいるだろうと思います。。


でも、私は

(娘が本当に本気で
本当の本当の本当に本気ならば、
という条件付ですが)

娘の希望は叶えてあげたいのだ。



例えばもっと広がって
県外にいくとなったとしてもだ。

できる限り。
今、親としてできることは環境作りだ。





娘の可能性を大事にしたいし、
自分の好きなこと、やりたいことが
明確にあるというのは、
本当に素晴らしいことで、
ありがたいことだと思うから。


娘の中に芽生えた、
ちっちゃな芽であっても、
大切にしたいと思っています。





今回のことで、
自分の少し昔のことを
思い出していました。




私は昔、なりたいものがあった。

3歳の頃からずっと当たり前のように
やってきた習い事。


幼稚園、小学、中学と進む中で、
ずっと続けてきたことだ。



小児喘息がひどかったり、
精神的にも弱い子だったけど、

好きなことを思い切り集中して
やっているときは本当に無心で
自分から何かエネルギッシュさが
出てくるのが幸せだった。


本当無心で、
あの頃の無心さと感覚は
本当に凄かった、、。


どれだけの時間をかけても
難しいことがあっても、
苦痛に思ったことがなかった。


もし仮に学校行かなくていいから
ずっとやってていいよと言われたら
本気で喜んでやってたと思う。


そういったことを
やらせてもらえる環境と時間があったから
きっと、なんとかバランスも取れていた。

今、振り返ってみるとわかる。



しかし、転機がきた。

高校生の時に、
諦めざるを得ない時がきた。


両親はとても頑張って、
働いていてくれたし、
私のことも応援してくれていた。


私がもっと上を目指して
なりたいものになるには、
先に進むには、
とても大きなお金が
必要になった。



それは、
新しい指導者につくため。

そして、
遠方の指導者の元へ
こまめに通わなければならない
新幹線代だった。


母がただ黙って、
苦しそうな表情をしていたのを
今でも覚えている。



ここまで、
やらせてもらっただけでも
凄いことだし、
親にこれ以上大変な思いは
させたくないと思った。




私は、あまり長くは考えず、
自分からもう辞めると
決意して言いました。


そうした時、
母がすごくホッとした顔で
一言、「わかった」とだけ
言いました。




どこかホッとした反面、
それからは本当に何やら
ぽっかり自分のなにかが
欠けてしまいました。

将来何をしたらいいかわからず、
辛いというより、
ただただ、「ぽっかり」でした。




その過去のことは、
自分の心の奥では
そう簡単にすぐには
癒されなかったけれど、


今ではそれでよかったなぁと
感じられています。



もし、そのまま進んでいたなら
今のこの家族はいなかったはず。

それはそれは悲しく恐ろしい。







そういう体験もしてきたから、
娘を余計に応援したくなるのかな??






「私にはやりたいことがある」
という奇跡。

「私の好きなことはコレ」と言える
素晴らしさ。

それが本気であればあるほど、
本当に凄いと思うのです。





ある意味私は未だにずっと、、、
自分がやりたいことって
何なんだろう???と
よく考えていますからね★


自分がやりたいことは
わからなくっても、

誰かが本気でやりたいことを、
本気で応援することなら
わたしにもできるはず。





まぁ、娘の進路はこれから
色々と決めていくわけですが、

そんな日々で、
いろんな思いに気付けたり
未知の未来の可能性に
わくわくドキドキしています。






長くなりました。以上。