ニューイヤーコンサート | 癒しを求めてぶらぶらと

ニューイヤーコンサート

クリスマス~年末年始のヨーロッパといえば、
どこの街でも、特別なイベントが目白押しだけど、

大晦日は大晦日小路で盛り上がり、
元旦は、世界的に有名なニューイヤーコンサートが行われる
ウィーンのイベントの大きさは、そんなヨーロッパでも随一。


で僕は、市庁舎の広場で行われる、ニューイヤーコンサートの
パブリック・ビューイングへ。

コンサートは11:15開始との事前情報があり、
11:00頃からセレモニーでもあるのかと予想してたら、
何も起こらず。

ただ、それまで閑散としてたスクリーンの前は、
さすがにその頃には一気に人が増えてきた。







結局そのまま11:15を迎え、どことなく取引先の営業部長に似てる
指揮者のおじさんが登場し、あっさり演奏スタート。

僕は無知ゆえに、「指揮者によって演奏が左右される」っていうのが
イマイチ分からないけど、
営業部長似のおじさんは、そんな目で見ても、はっきりとすごかった。


ヨーロッパの建物を背に、画面からはピンと張りつめた
「これぞ超1流!」の空気が漂う。

そして、その事に反応よく、惜しみない賛辞を贈る聴衆たち。


その構図は、僕が大好きなサッカーのスタジアムに
通底するものがある気がした。
もちろん、分野は全然違うけど。











↑映像はスクリーンで見て、音は昨日の大晦日小路のイベント会場の
スピーカーから聞こえる仕組み





で、演奏は続いてたけど、30分ぐらいで画面の前を離れる。

来た時にはがら~んとしてたスクリーンの周辺は、
かなりうしろの方まで、びっしり埋まり、
空には青空が広がっていた。


ふとケータイを見ると、日本にいる友達から
「夕飯食べながら見てま~す」っていうメールが来てて、
なんか不思議な気分(ウィーンの11:15は日本時間19:15)。