人気アイドルグループ・AKB48が18日、埼玉・西武ドームで開催した23枚目のシングル「風は吹いている」の全国握手会イベントで、東日本大震災後にチャリティーを目的に発足した『誰かのために』プロジェクトの義援金寄付額が同日までに12億5417万5973円となったことを発表した。また震災から1年後となる3月11日にはAKB48をはじめ姉妹グループのSKE48、NMB48、HKT48が各劇場でチャリティーライブを行うこともあわせて発表された。

 同プロジェクトは日本赤十字社を通じての被災地への募金活動のほか、メンバーたちが合計9回にわたって被災地を訪問。また被災者が生活する上での不便を解消できるようにと、主に送迎用に使用可能な車輌を新学期スタートにあわせて岩手県、福島県、宮城県に各10台ずつ計30台を寄贈する。

 柏木由紀は被災地訪問を振り返り「私たちの歌とダンスで、本当に価値のある笑顔が見られました。行ってよかった」と笑顔を見せ、大島優子も「がんばってと言ってくださる方もいて、逆に励まされてしまいました」と語った。また前田敦子は「1人でも多くの方が笑顔になってくれるなら、歌い続けて皆さんに笑顔を届けたい」と継続的な活動にむけて意気込み、大島も「これからも“誰かのために”と思って参加してほしいと思います」とファンに協力を呼びかけた。

 ミニライブでは「会いたかった」、「Everyday、カチューシャ」、「フライングゲット」、「風は吹いている」のほか新曲「GIVE ME FIVE!」をバンド生演奏で披露。『AKB48 ネ申テレビ シーズン9』(CSファミリー劇場)恒例の“ムチャぶり”指令企画も行われ、「○○で告白」のお題で多田愛佳、峯岸みなみ、渡辺麻友がそれぞれのシチュエーションで愛の告白。集まった1万3000人のファンを楽しませていた。

 握手会にはほかに小嶋陽菜、指原莉乃、篠田麻里子、高城亜樹、板野友美、宮澤佐江、横山由依、河西智美、北原里英、島崎遥香らが出席。なお義援金はすでに5回入金されており、今回は新たにファンからの義援金のほかAKB48プロジェクトからの義援金5億円とCDの収益の一部7300万円が寄付される。


オリコンスタイルより・・・

カメラ画像あり)


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