2011.7.23
今日は結婚というテーマ。
理由は大学時代の友達(実際、僕はまだ学生なのだが)がどうやら結婚するらしいという情報を聞いたから。
っていう単純な理由。

僕は秋田県の田舎で育った。田舎って結婚がすごく早い。
実際、地元の友達は20歳そこそこですでに結婚してるし。
(ただ、地元帰ったときによく遊ぶ連中はもれなく結婚してないけど。w)
だから、中学生くらいのときは何となく、24歳(現在)くらいには結婚してるもんだと思ってた。
しかし、現実は結婚のけの字もない。

っていうか、高校、大学、留学、協力隊と進むに連れて、どんどん結婚というものがどうでもよくなってきてる。
結婚という枠組みに自分および相手をはめたくないなって感じ。
一緒にいれば、いいじゃんって。
だから、俗に言う事実婚が自分の理想に近いと思う。
でも、なんか事実婚っていう響きは嫌い。

まがりなりにも、いろんな国を訪問して、それなりに影響は受けてるのかな。
ここベナンでは、田舎みたく早くに結婚するのが是とされている。
30代で未婚の隊員はおかしいとか病気だとか言われるらしい。。。
んで、外人であれば、しょっちゅう結婚してくれと言われる。
けっこう一夫多妻の風習も残ってるし。
でも、一夫多妻もお金を稼いでる人が、多くの女性の面倒を見ることになってるので、ベナン人的には是である。
そういった感覚があるから、女性の社会的地位が低いままで、社会進出が進まない要因になってるんだろうけど。

国をまたげば、非が是になることってけっこうある。その逆もまた然り。
日本であんまりいい印象がない事実婚でも、フランスではけっこう普通だったり。
離婚は日本では良くない感じだけど、フィンランドはめちゃ多い。それだけ女性の社会参加が進んでいる証拠でもある。

その国の特徴を探すときに、結婚感を見てみるのは、けっこう面白いと思う。
それをベナンに来て、すごく感じた。

まとまりないけど、結婚について記述してみたっていう内容でした。

とりあえず、帰国までに友達何人が結婚するのか楽しみです。

では、ごきげよう。
2011.7.22
コーヒー飲みながら、映画見て、ネットしてたら、全然眠くないので、連続更新。

2つ、話すことがあります。

まず、1つ目。
髪について。
言っておくが、別に禿げたという報告ではない。

坊主にしたという報告である。
7、8年ぶりである。
ベナン人には好評である。

坊主にする前は、こっち来る前にツイストパーマをかけたということもあり、もともと天然パーマということもあり、準アフロみたいになってた。
おかげで、こっちでは見事に「はかせ」と呼ばれることに。
もちろん、某有名バイオリニストのパクリである。
実は地元でも、そう呼ばれていた経験があったので、なんの葛藤もなく受け入れられた。
でも、いい加減、邪魔になってきたので、今回、ばっさりいかせてもらった。

さて、このまま「はかせ」と呼ばれ続けるのか、はたまた違うあだ名がつくのか、見物である。
しかし、ベナンデビュー当初から、はかせと呼ばれていたので、本名が知られていないという不安要素がある。
さらに、このままはかせと呼ばれ続けた場合、これから会うであろう新隊員に毎回、なぜはかせと呼ばれているかを説明しなければならないという不安要素もある。
うーん、前途多難である。


2つ目はPCに関して。
実は以前から、キーボードのcが押しても反応しないのだ。
そして、先日、その余波がまわりを飲み込み始めたのだ。
現在、cから右にv→b→n→m→、→。っと合計7つのキーが反応しないのだ。
そのうち、cとbは完全にお逝きになられ、残りのvnm、。は各左隣のキーと一緒に押すと反応するという奇病に感染しているのだ。
つまり、mを押したければ、左隣のnと一緒に、。を押したければ、左隣の、を一緒に押さなければならないのだ。
そう、要するにめんどいのだ。

以上なのだ。


では、ごきげんよう。
ブログテーマに新しく「イロイロれびゅー」を追加しました。

ここベナンでは非常に暇な時間が多い。
ので、映画見たり、本読んだり、アニメ見たり、漫画読んだり、ネットサーフィンしたり、っていう時間が必然的に増えてくる。
なので、ただ見るんじゃなく、いろいろ考えて、中身を濃くしたい。
ということで、ブログでちょこちょこレビューを書いていこうと。
ぶっちゃけ、エガちゃんのラジオに影響されて、やってみようと思ったわけです。
なんで、これからいろいろなものを紹介していこうと思う次第です。
紹介するのは映画、アニメ、漫画、本、ウェブサイトなどなど。まぁ何でもいいんですよ。

では、早速。
記念すべき第一回は映画「重力ピエロ」です。
伊坂幸太郎さんが書いた小説が原作の映画です。ちなみに原作は読んでいません。

以下、超個人的見解。
単純におもしろいと思います。
おすすめです。
この映画、CMとかではけっこう家族の絆をウリにしてましたが、実際、僕はあんまりそれは感じなかった。
それよりも、常識とか法律とか社会性とかっていうような皆が縛られている「普通」みたいなのをテーマにした映画だと思った。
この皆が縛られている普通=重力って感じでタイトルに絡んでくる。
その普通っていうのに、やんわり否定的な態度で接してる映画っていうイメージ。
決して、強情じゃない。やんわーり。
映画全体の雰囲気も、やんわりしてる。それなりに重いストーリーにも関わらず。

良かった点
・原作がすばらしいからなんだろうけど、ストーリーがしっかりしてる。
・キャスティングって言うのかな?それが良い。
  無駄なキャラもいないし、無駄に豪華なキャスティングもない。
  オーシャンズ11みたいに、キャスティングだけ豪華なんて映画は基本的に嫌いなんです。
・常識とか法律とかを超越した事件って確かにあって、それをすっきり描いている。
・芸が細かい。
  たぶん、この監督の演出は好み。伏線の張り方とそれの回収の仕方、そして、それらの見せ方。
  バスケの神様マイケル・ジョーダンをうまく利用した小ネタなんてのもあり。
・吉高由里子さんがかわいい。
・2時間という個人的にちょうど良い長さ。

気になった点
・警察とか司法関係者からしたら、話はわかるけど、とりあえず犯罪はしちゃダメって言われそう。
・タイトルのピエロの部分がしっくりこない。


ありがち&勝手にスコアをつけさせていただくと、
7.5/10.0
です。

常識的、法律的には犯罪しちゃダメって言えるけど、それを取っ払ったら、ダメじゃない犯罪もあるよね。っていうのを説明してる映画だと思うんだけど、ダメじゃないってことしか言えてない。
それを「肯定」はできていない。
普通を超越するには、普通を完全に否定するか、超越してることを完全に肯定できないといけないと僕は思うわけです。そう感じてしまったので、8.0とか9.0には届かなかったわけです。
でも、テーマとかストーリーとか謎解きとかテンポとか、とてもまとまってて、良い映画ですよ。
ここベナンで常識ってなんだっけと思い出すにも、ちょうど良い映画でした。

こんな感じで、これからも書いていきますよ。
着いてきてください。
別に書くネタがないんじゃないよ?


ビバ自己満足!!
(イロイロれびゅーの時はこれを締めの言葉にしようと思うのですが、いかがでしょう?)
2011.7.20
はい、気がつけば7月も2/3を消化。
また長いこと、更新せず。。。

とりあえず、7月4~6日まで、健康診断を受けて参りました。
ベナン隊は派遣6ヶ月後と1年6ヶ月後と、定期的に健康診断を受けることになっています。
派遣国によっては1回しかないとこもあるようです。

その健康診断ですが、特に大きな問題はありませんでした。
心配されていた体重も見事に5キロ落ちていました。
それでも、訓練所入る前に戻っただけ。
これからもうちょっと痩せて、運動して体を引き締めようと思う。

それ以外にこれといった大きなこともなく、日々平凡に過ごしております。
活動もやることがなく、とりあえずバスケを教えるだけ。
それほど、バスケを教えることにモチベーションは持ってなかったのに。
そんな日々に疑問を感じつつも、他にどうしようもないので、毎日を消化するように過ごす。
正直、楽しくはない。
ちょっといろんな部分で停滞気味。
まぁ結局、この長いバカンスに何の準備もなく臨んだ自己責任なのだが。

良くも悪くも、色々考える時期なのかなって思う今日この頃。

なかなか暗い内容ですね。
でも、実はこの状況を楽しんでる自分もいて、そんなに暗い状況ではない。
とりあえず、この現状をいかに打破しようかと。

なるようになるではなく、自分で判断して、自分で決定して、自分で次の状況を作り出したいと思う所存でございます。



では、ごきげんよう。
2011.7.1
さて、七月ですね。七月と言えば、天の川、七夕ですね。完全にフライングですね。

小さい頃は、学校の行事とかで、よくお願いごとを短冊に書いて、笹に吊るしていました。
何をお願いしていたかは、覚えてませんが。
まぁ、それはそれはかわいげのある、微笑ましいお願いをしていたに違いありません。
「野球選手になれますように」とか、
「いっぱいお菓子を食べれますように」とか、
「テストで満点とれますように」とか。
よく考えると、次の七夕までに、野球選手になれるわけないし、お菓子も1年も食い続けたら子どもながらに糖尿病になるかもしれないし、テストで満点とったからって人生で役立つことはほとんどない。

はぁ。。。なんて夢のない、つまらない人間になってしまったのだろう。。。
これが大人になるということなのでしょうか。
自分に子どもができたら、思わず子どものお願いにツコッミをいれてしまいそう。
そして、僕の子どもは夢のない、全くかわいげのないガキになるに違いない。
願いことを書いてるうちはまだマシで、そのうち、「そんなんやっても意味ないじゃん」って言う。
間違いない。
それで、「結局、パパは願いことして、叶ったの?どうなの??」って言う、絶対。
うーん、なんて憎たらしいガキだ。

そうならないために、今からでも遅くない。夢のある大人になろう。

ということで、今回のお願いごとは。。。


「お金がほしい」

・・・・。

ごめんなさい。切実です。
もう切実すぎて、語尾が「ように」じゃなく、「ほしい」になってしまいました。

さて、前フリにかなーり時間を使いましたが、今日の内容は、要は

「金がねぇ!!」

ってことです。

基本的にベナンに派遣されているボランティアの人はお金が貯まるらしいです。
でも、少数派として、中には貯まらない種族がいるようで。
僕は、その後者だと、最近気がつきました。
いくつか理由はありますが、たぶん一番でかいのは「移動し過ぎ」ということ。
6月に移動禁止期間(ベナン隊は原則、配属後3ヶ月は任地以外に移動できない)が終わってから、毎週コトヌー(ベナンの経済拠点、ていうかほぼ首都)に行ってしまっている。
行くと必ず値段が高めのレストランに行くし、ついでにショッピングなんて洒落たこともしてしまう。
まさに魔の都コトヌー。
とは言うものの、行くと楽しいので行ってしまう。

んで、実は昨日もコトヌーに。
今回はまじめな感じで、事務所の人と僕のカウンターパートと話し合い。
カウンターパートはボランティアのパートナーというか、世話係というか、全く無関係というか。
まぁよくわからんけど、とりあえず活動の関係者ってことで。
こっちにきて、半年くらい経つので、そろそろ本格的な活動の打ち合わせをしましょうよって感じ。
計画段階ではあるが、それなりに自分のやりたいこと、自分のできること、現地に貢献できることをちょうど良く体現してくれる、そんな活動になるかなと感じる。
もちろん、うまく行けばだけどね。
そんな話も織り交ぜつつ、、、
結局、その後はコトヌーにいるメンバーで飲む。飲む。飲む。
3時くらいまでやっちまいました。
んで、今日、帰郷。という具合。
それで、もう金がねぇ!!とほざいておる次第です。
しかも、明日、またコトヌー。
行き過ぎと言われますが、明日は来週の月曜からの健康診断のためですよ。
決して、飲みたいから早めにコトヌー行くわけじゃあない。
早めに行って、体をコトヌーに慣らして、健康診断を問題なく切り抜けようっていう心意気があっての早期移動。
だって、健康診断で問題あると再検査とかで、時間とられて活動が遅れるんですよ?
そりゃ、誰でも慎重になります。
だから、飲みたいわけじゃないんですって。

みなさん、お金は大切に。

では、ごきげんよう。