もったいない!大学ブランディング広告 | ブランディングの専門家、澤田且成の今日の発見

もったいない!大学ブランディング広告

日本の電車の広告は、まるで雑誌をみているように
いろんな情報が満載しています。

満載しているだけでなく、
掲載期間が短いので、
記憶に残りにくい。

ここ数年間のトレンドは日本に住んでいなかったので分かりませんが、
大学の広告が多いなって思います。

大学全入学
定員割れ
大学市場は、全盛期の4割ダウンになってしまい、
募集停止の大学は今年5校にもなりました。

厳しい市場を勝ち抜くための
様々な対策を大学側は検討し、
先ほどの広告もその一つの現れでしょう。

「伝える」から「伝わる」ことを考えるブランディングの視点から澤田且成が洞察すると、
もったいない広告が多くみうけられます。

何がもったいないかというと・・・・
記憶に残す仕掛けが甘い。

すでに受け手の中に連想する記憶があって
フックを使って引き出すレベルになっているならまだ理解できますが、

まだ歴史が浅い大学の場合、
同じ手法を使っていると他に埋もれてしまう。

全国で773校あるといわれている大学ですが、
ますます本腰を入れてアイデンティティを確立していく必要があると思います。