人喰鉄道 戸川幸夫著
評価:★★
先週のチェンマイ旅行中に読みました。
僕は、アフリカが好きだからいいけど、そうでない人には、
単調な物語かもしれない。ライオンと人間の格闘記でしかないのかも。
[ストーリー]
一八九六年、英国東アフリカ植民地政府は、
モンバサ・ナイロビ間のウガンダ鉄道第一期工事に着手した。
それは暗黒大陸アフリカに文明をもたらすものだった。
厳しい工事の続く中、一人の女が傷つき飢えたライオンに襲われた。
容易に手に入る獲物を覚えたライオンは仲間を連れ、
大勢の労働者を抱える鉄道工事現場を次々と狙い始めた。
建設事務所長ハルスレンは、自らライオン退治に出かけるが……。