クズザンポーラ!再来!幸せの国Bhutanからのお便り

クズザンポーラ!再来!幸せの国Bhutanからのお便り

海士町での8年の生活を終え、再び青年海外協力隊としてのブータン生活スタート。2度目のブータンで感じたことを綴っていきます。

ブータンでは最近フットボールが結構流行っている。

試しに試合を見に生徒について行ってみた。

 

生徒たち、ノリノリでバスに乗り込み、マイクとスピーカー持参でカラオケ大会スタート。

運転手さんに、主要道路には警察がいるから座りなさいと注意されながら試合会場へ。

 

試合会場は山の中腹にある景色最高のグラウンド!天気も景色もサイコー

パクシカからは見えていない、別の山。しかもここは新鮮な乳製品が手に入る素敵な場所!

試合は女子が午前中、男子が午後という形で一日かけて行われた。

結果、パクシカは男子は勝ったけど、女子は負けてしまった。

 

試合を見ていて、色々気になったので女子生徒に話を聞いてみる。

どのくらい練習したの?

このチームはどうやって決まったの?

今後の予定は?

 

女子はあまり練習量も多くなく、もちろんフットボールが大好きでたくさん練習している生徒もいるが、友達に誘われたから仕方なく出たという生徒もいた。そりゃ負けちゃうのも仕方ない。

 

びっくりしたことその1

良かったところや反省すべきところ、絶対あるはずなのに、試合に負けた=恥ずべきこととして、反省会がない。フットボールのテクニックのこと以上のことが学べる、成長できる絶好のチャンスなのに!

日本だったら挨拶や移動の際のマナー、応援席での態度など、結構細かいところまで反省してたよな。

 

びっくりしたことその2

着いた時はゴミ一つなく綺麗すぎてびっくりした会場。帰る時には雨やお菓子の袋、ペットボトルなどゴミだらけ。

いつも学校ではゴミ拾いをしているし、プラスチックゴミを資源化しようという取り組みもしている。が、ところかわれば意識は飛んでしまうのだろうか。

それとも、自分の跡形付けを誰かがやってくれると思い込んでいるのだろうか。

地球上の一つの生物として、頼りあいながら生きていると考えれば、跡形付けをする役割の奴がいる(みみずやダンゴムシのように)から放置でも良いだろう。しかし、プラスチックやペットボトルはどう考えても分解されない。

一方、日本人は跡形もなかったように綺麗にして去るのが一般的。自分の痕跡を残したくないと言わんばかりに。

全くその逆を走るブータンの感覚、どう理解して良いかわからない。

 

どう寄り添っていったら良いのか、悩ましい日々。。。