完全Windows 7 SSD 最適化セッティングマニュアル 永久保存版 | ichitaso's back of flyer

ichitaso's back of flyer

ネット上や普段の生活で疑問に思ったこと、便利だと感じたサービス・コンテンツを丸めて包んでご紹介




今まで使用していたPCの調子が本格的に悪くなり、起動すらままらなくなったため
パーツ構成を一新し、OSをWindows XPからWindows 7のSSD仕様に変更したので
備忘録を兼ねてWindows 7のSSD 最適化セッティング方法をまとめてみました。

新規パーツ構成

ケース、電源、グラフィックボードetc…は既存のものを流用しました。

おすすめパーツ

今ならP67とH67の特徴を併せ持つZ68マザーボードと
Crucial m4 SSD CT128M4SSD2 128GBの組み合わせがいいかもしれません。

  • Core i7 2600K + Z68マザーボード





  • Crucial m4 SSD CT128M4SSD2


Windows 7のインストール

  1. SSDをSATA3ポートに接続
    BIOSの設定で[SATA Mode]を[AHCI]に設定しOSをインストール

    $いちの日記(チラシの裏)

  2. マザーボード付属のCDで各種ドライバのインストール

  3. コントロールパネル→プログラムと機能から不要なアプリケーションをアンインストール

  4. コントロールパネル→ネットワークと共有センター→ローカルエリア接続→プロパティ
    インターネット プロトコル バージョン6のチェックをオフ

    $いちの日記(チラシの裏)-ipv6

  5. エクスプローラーの[整理]-[フォルダーと検索のオプション]を開き
    [フォルダーオプション]の[表示]タブから
    「隠しファイルおよび隠しフォルダを表示する」を選択
    「登録されているファイルの拡張子は表示しない」
    「保護されたオペレーティングシステムファイルを表示しない(推奨)」のチェックを外す

  6. セキュリティソフトのインストール(Microsoft Security Essentialsをインストールしました)

  7. Windows Updateを実行→更新後、設定の変更
    「更新プログラムをダウンロードするが、インストールを行うかどうかは選択する」に変更

  8. コントロールパネル→アクションセンター→ユーザー アカウント制御 (UAC)
    デスクトップを暗転しないに設定

    $いちの日記(チラシの裏)-UAC

  9. コントロール パネル→電源オプション→プラン設定の編集
    「コンピューターをスリープ状態にする」を「なし」に設定

Crucial RealSSD C300をUSBでファームウェアアップデート

CrystalDiskInfoで確認したところファームウェアが0006だったため
最新の0007へアップします。

    $いちの日記(チラシの裏)

サポートリンク:Crucial.com Product Downloads - Firmware Updates

フォーラムより抜粋

  1. HP USB Format Utility + USB Boot Files64-128-256GB C300 USB Update 0007をDL

  2. HP USB Format Utility + USB Boot Filesを解凍し
    HPUSBFWフォルダ内のHPUSBFW.EXEを管理者として実行

    $いちの日記(チラシの裏)

  3. USBメモリーを挿しDevice欄でドライブを指定、File systemをFAT32に選択
    Quick Format、Create a DOS startup diskにチェック
    using DOS system file located at:でHP USB Format Utility + USB Boot Filesを選択

    $いちの日記(チラシの裏)

  4. 再度[...]をクリック、USB-Bootフォルダを選択し[Start]

    $いちの日記(チラシの裏)

  5. フォーマット後、64-128-256GB C300 USB Update 0007.zipをUSBメモリ内に解凍

    $いちの日記(チラシの裏)

    その際、ファイルの上書き保存をするか聞かれるためすべて「はい」にする

  6. ファイル書込み後、再起動しBIOSを開く
    [IDE]モードに設定し、[Boot]をUSBに設定

    $いちの日記(チラシの裏)-002 $いちの日記(チラシの裏)-004

  7. BIOSの設定を保存し立ち上げるとDOS画面になり「yes」と入力後FWのアップデートが始まる

    $いちの日記(チラシの裏)

    Finished.で完了、Ctrl+Alt+Deleteで再起動し再度BIOSを開く

  8. [AHCI]モード、[Boot]をSSDに戻す

  9. 立ち上げ直してファームウェアが0007となっていることを確認

    $いちの日記(チラシの裏) $いちの日記(チラシの裏)

SSDの書き込み削減と容量の節約

インデックスの作成を無効にする

  1. スタート→コンピュータ→ローカルディスク(C:)を右クリックし「プロパティ」

  2. 「このドライブ上のファイルに対し~」のチェックマークを外し[OK]

    $いちの日記(チラシの裏)-index1.png

  3. 「変更をドライブC\、サブフォルダおよびファイルに適用する」を選択し[OK]

    $いちの日記(チラシの裏)-index2.png

  4. [続行]をクリック

    $いちの日記(チラシの裏)-index3.png

  5. [すべて無視]をクリック

    $いちの日記(チラシの裏)-index4.png

復元ポイントを無効にする

  1. スタート→コンピュータを右クリックし[プロパティ]→システムの詳細設定

  2. 「システムの保護」タブを選択
    「ローカルディスク(C:)(システム)」を選択し[構成]をクリック

    $いちの日記(チラシの裏)-復元1.png

  3. 「システムの保護を無効にする」を選択し[OK]

    $いちの日記(チラシの裏)-復元2.png

エラー情報やダンプファイル作成の抑制

  1. スタート→コンピュータを右クリックし[プロパティ]→システムの詳細設定

  2. [起動と回復]の[設定]をクリック

    $いちの日記(チラシの裏)-起動1.png

  3. 「オペレーティングシステムの~」のチェックを外す
    「システム ログにイベントを書き込む」のチェックを外す
    「デバッグ情報の書き込み」を「なし」に設定→[OK]

    $いちの日記(チラシの裏)-起動2.png

仮想メモリを無効にする

  1. スタート→コンピュータを右クリックし[プロパティ]→システムの詳細設定

  2. パフォーマンス項目の[設定]をクリック

    $いちの日記(チラシの裏)-仮想1.png

  3. 「詳細設定」タブの「変更」をクリック

    $いちの日記(チラシの裏)-仮想2.png

  4. 「すべてのドライブのページングファイルの~」のチェックを外し
    Cドライブを選択→「ページングファイルなし」を選択し[設定]をクリック

    $いちの日記(チラシの裏)-仮想3.png

  5. 再起動後、有効となります。

一時ファイルの移動

  1. スタート→コンピュータを右クリックし[プロパティ]→システムの詳細設定

  2. 「詳細設定」タブの[環境変数]をクリック

    $いちの日記(チラシの裏)-TMP1.png

  3. 「ユーザー環境変数」と「システム環境変数」の[TEMP]、[TMP] の変数の値を
    編集をクリックし「R:\TEMP」(RAMディスク)or「D:\TEMP」に書き換える。

    $いちの日記(チラシの裏)-TMP2.png

  4. RAMディスクについての使用方法は後述

レジストリの変更

[Win]+[R]キーを押して[regedit]と入力し、レジストリエディタを起動

8.3形式ファイル名の自動生成を無効にする

  1. HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrnetControlSet\Control\FileStstem
    「NtfsDisable8dot3NameCreation」をダブルクリック

  2. 「値のデータ」を「1」に変更し[OK]

    $いちの日記(チラシの裏)-reg1.png

TimeStampの書き込みを無効にする

  1. HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Reliability
    「TimeStamp」をダブルクリック

  2. 「値のデータ」を「0」に変更し[OK]

    $いちの日記(チラシの裏)-reg2.png

コンピュータを再起動する。

ユーザーフォルダをDドライブに移行する

  1. Dドライブに「Users」など分かりやすい名前のフォルダを作成

  2. C:\Users\[ユーザー名]を開き
    アドレス帳、お気に入り、ダウンロード、デスクトップ、マイ ドキュメント
    マイ ピクチャ、マイ ビデオ、マイ ミュージック、リンク、検索、保存したゲーム
    計11個のフォルダをドラッグして[D:\Users]内へコピー

    $いちの日記(チラシの裏)-ユーザー.png

    (desktop.iniファイルはすべてコピーして置き換えるを選択)

  3. C:\Users\[ユーザー名]のコピーしたフォルダを右クリック→プロパティ
    場所タブを選択して移動をクリック→[D:\Users]内へコピーしたものを選択して[OK]

    $いちの日記(チラシの裏)-ユーザー2.png

    新しい場所に移動しますか?と訊かれるので「はい」をクリック
    (ファイルはすべてコピーして置き換えるを選択)

  4. 同じように、他のフォルダーも[D:\Users]内のフォルダへ移動

  5. これでSSDに、OSやアプリケーションソフト以外のデータが保存される事は無くなりました。

その他

覚えておくと便利な機能

Administratorを表示させる

コマンドプロンプトを管理者として実行
「net user administrator /active:yes」で有効
「net user administrator /active:no」で無効

休止状態の無効

コマンドプロンプトを管理者として実行
「powercfg /h off」で無効、「powercfg /h on」で有効

Windows 7 で自動的にログオンする

  1. [スタート] ボタンをクリックし、「netplwiz」と入力

  2. 自動的にログオンするときに使うアカウントをクリック

  3. 「ユーザーがこのコンピューターを~」のチェックをオフにし[OK]

  4. ユーザーのパスワードを2回入力し[OK]

ウィンドウを端に寄せると勝手にサイズが変わるのを無効にする

  1. [Win]+[U]キーを押し、「コンピューターの簡単操作センター」を開く

  2. 下段にある「マウスを使いやすくします」をクリックする

  3. 下段にある「ウィンドウの管理を簡単にします」の「ウィンドウが画面の端に移動されたとき
    自動的に整列されないようにします」にチェックして[OK]


参考リンク:Win 7スマートチューニング | マイコミジャーナル

システムの保護を切っているため、定期的にバックアップを取ることが重要です。
Cドライブのシステムディスクはディスクイメージごとバックアップできるソフトを使用、
ユーザーデータは「users」フォルダなどにまとめて別のHDDへバックアップして管理する
習慣をつけておけば、万が一の時に役立ってくれるでしょう。

関連リンク