もうすぐ退院 10月23日(日)
もうすぐ退院 10月23日
抗がん剤治療の2回目がほぼ終了。 副作用も治まってきて数日中には退院できそうだ。
今回の治療ははっきり言ってしんどかった。苦しかった。お陰で、このブログもぜんぜん進まなかった。
退院したらゆっくりと今までの分を含めて整理整頓したいと思う。
いろいろ書きたいことはあるのだが、今まだ病院のロビーってこともあり。バッテリーが心配なので、
今日は次への取り掛かりとしといて、終了。 合掌。
再び病院の朝 7月16日(土)
14日からの外泊は昨日で終了、昨晩6時過ぎに病院へ戻った。
昨日は朝4時から長男と和歌山へ釣りに行った。
久々の外と、気持ちのいい夏の天気に、なかなかの大漁(鯵のさびき釣り)で最高の気分転換になった。
夏の日差しの中で飲むビールの美味かったこと、こちらも最高でした。
さて、今日は麻酔科の受診、19日の手術に備えます。
8時間前後の大手術だが、ここ近大病院の塩崎教授を筆頭にスタッフの皆さんに身体を預けます。
5年後の生存率は50より少し上らしいが、自分がそちらに入れることを祈る。
検査結果と治療方針 7月13日(水)
4時半ごろから検査結果に基づいた治療方針の説明を妻と聞いた。
まず、病名は食道がんで、ステージはⅡ~Ⅲ。切ってみないと最終的な判断は出来ないが、今のところ他への転移は見られないとのこと。
夜に追記
13日の治療方針の決定事項を記し忘れてた。
病名 食道がん
手術方法の概要 右開胸 胸部食道全摘出 胃管 頚部吻合術 胆のう摘出術
麻酔方法の概要 全身麻酔
執刀者氏名 塩崎教授
手術予定日時 平成17年7月19日9時ごろ
手術場責任者 浜西教授
今のところ転移も見当たらないとのこと。食道周りのリンパ腺郭清もする、その中で上部の太いリンパ節に異常が見られたときには喉の周りのリンパ節も取るので声がかすれることもあるとの説明。
切るのは、右背中肩甲骨の横辺りに7CM 鳩尾辺りに5~6CM 喉左下辺りに3CMぐらいとのこと。先のリンパ腺余分に切ると喉の周りU字型に大きく傷跡が残るとのこと。
がんのステージはⅡ~Ⅲで開けて見ないと断定できない。
禁煙と入院 8月25日
今日から抗がん剤の治療が始まるとのこと。
詳細は次回にして、今回入院に際して良かった事が一つある。
もうすぐ2年になる禁煙である。
18歳の頃から吸い出して、38を過ぎてようやく2年に及ぶ禁煙が続いている。
最近普段の社会生活においても肩身の狭く感じられることの多い喫煙であるが、
私のように手術を受けたものは、深い呼吸をすることが術後の経過に良い効果を持つことはもちろん、
入院生活中にあの吸いたいが為によるイライラも無く過ごせているのはありがたい。
今回の禁煙に際して役立ったかなと思うのは、「禁煙セラピー」と
「禁煙草」 「ニコチンガム」である。後の二つはまた今度アフリエイトで紹介できるかな。
今日は「禁煙セラピー」をアマゾンで紹介しときます。ご参考にどうぞ。 合掌
- アレン カー, Allen Carr, 阪本 章子
- 読むだけで絶対やめられる禁酒セラピー
再入院 浦島太郎 8月23日
昨日、約2週間のインターバルを置いて、科学治療のために再入院だ。
入院の手続きはもう慣れたもの、看護士による病棟の案内も無し。
少し長めの外泊をして来ただけの様な感じを受けた。
先生も、看護士も同じような感じらしく、「夏休みどうだった?」って挨拶もあった。
さて、実際の治療だが、1日尿の採取をして腎臓の働きをチェック。
そして採血による検査の結果、早ければ24日から科学治療を始めるとのこと。
まだ具体的な薬(抗がん剤)の種類や投薬方法、期間などは分からない。
副作用に対する不安が少しあるだけだ。
それよりも、初入院(6月30日)以来今回の入院予定の3,4週間を加えると、
都合3ヶ月に及ぶ仕事と普段の社会生活からの離脱のほうが心配である。
現代の浦島太郎になったような気がする。私はいつ病院(竜宮城)を
後にすることが出来るのだろう。 合掌。