人間の価値観は『真善美』や『美利善』『美善利』ではなく、

『真愛美』である。

真とは神の神性のことである。

愛とは、神と人民の愛のことである。

愛とは人民だけではなく、土石草木塵芥にまで存在する。

ただの物質物体にも愛は実在する。



利(合理性)を内包するのが『美』である。

すべての利は、合理美を持つ。

その美に基づくのが『善』である。

美と利と善は根源的に同質で、イコールである。

よって一つだけあげるとしたら『美』によって代替可能である。



まず神の愛によって美が生みだされ、やがて人民の愛によってその愛と美が深まる。

美とは、愛を根本としたものである。

よってここに真愛美が完成する。