私は経営者団体に所属してから、グループディスカッションをすることに免疫が出来たと思います。なぜなら、私にはそういう機会があまりなかったからです。特に1対1で話すことに慣れすぎていました。

ですが、経営者団体の出席は相変わらずマイペースです。別にそれほどの欲もない。
私は経営に生きがいを感じていますので。

グループディスカッションの主なポイントは下記です。
色々な面を向上できると私は考えています。

GDの主なポイントは「協調性」「リーダーシップ」「傾聴力」と言った対人能力にあると言っても良い。つまり、個人単体ではなく、他の人間と関わった時にどういう態度であるか、これを見るためにグループディスカッションは存在すると思う。もちろん対人能力だけでなく、論理性、知識といった個人の資質も測る機会ではあるので、これらも当然そのやりとりで垣間見ることが出来ると思います。

G長をやる人間により、GDのクオリティや内充実度は非常に左右されると思います。これは違う例えも出来き、その経営者の能力により会社が良いのかどうかも、それに似ている気がします。

そのために、「対人能力」「個人能力」この辺りが非常に問われます。

「対人能力」とは、数字に表すと1+1を×3=6にも×4=8にもできる力のことだと思います。

掛け算の力、と表現しても良いと思います。自分のアイディアをゴリ押しして、正解を出してもしょうがない(そもそもビジネスには”正解”はない)。折角5人いるのに、我の強い人間1人で全てが進んではしょうがない。私が今所属している室長はこんなところがあるので、少し勉強して欲しいと思う。

・人の意見を聞くことができる
・人の意見を頭ごなしに否定しない
・人格を否定するような発言はしない(「馬鹿か」や「それは意味ないよ」など)
・あまり話をしていない人に発言の機会をさりげなく与える事ができる
・ユーモアを交える事ができる
・煮詰まった時に方向性を示せる(リーダーシップと呼んでもいいかもしれない)
・敬語をある程度使える

人間関係構築能力のベースにあるものは「1人でやるよりもみんなが頑張ればよりよいものになる」と信じることだ。その信念を具体化する際に上記のような「聞くスキル」「認めるスキル」「笑わせるスキル」「与えるスキル」が必要になってくると思います。私もやっとそれを実行出来るようになりました。苦労も増えたけど…。

対人能力が「チームへの掛け算」だとすれば「個人能力」は「チームへの足し算」になると思います。

少人数で働く仕事ほどこれが重要になってくる。例えばサッカー選手よりはゴルファーのほうが個人能力を求められる。ビジネスの世界に於いては、論理性が高いか、経済・経営に関する知識があるか、アイディアを生み出せるか、などを個人単体の資質として捉えることが出来る。

・問題を構造化できているか
・対立する意見の本質的な問題を発見できるか
・経済・経営の常識は知っているか
・素晴らしいアイディアを生み出せるか

これらは対人関係の中で築かれるものではなく、個人的な努力(読書、資格の勉強、新聞や経済誌を読む、アイディアを常にメモする、問題意識を持つ、ケーススタディの練習をするetc.)の中で築かれるものだ。

仕事をするうえで「スタンダード」があってこその「応用」というのは良く出来た言葉です。スタンダードだけでも差別化が出ないので、必ず何かを考え出さなければなりません。

インプットよりもアウトプットが重要と言われていますが、このグループディスカッションも場数が大事なのも言うまでもありません。私も日々勉強ですが、GDは簡単に実践が出来き、しかも場数がつけれる良いものです。

ディベートなんかもやると結構勉強になったります。
私の会社ではあまりやる機会はないですけど…。

※ディベートとは、ある公的な主題について異なる立場に分かれ議論することを言います。

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