おはようございますいちじょう枦です!
先週金曜日(13日)古田織部展に行ってきました!
今年は古田織部公が亡くなられて400年目にあたる2015年、
何かイベントがないかと探していたところ
古田織部400年遠忌追善茶会 のお知らせをちょうど一年後に知り(茶会開催は亡くなられて399年目の2014年6月11日)
ショックを受けていたのですが、
佐川美術館で10月10日から11月23日迄、 没後400年古田織部展 が開催され、早速秋の滋賀県守山市を楽しんで参りました。
佐川美術館は28,871㎡の広大な敷地に美術館が水面に浮かんでいるとても美しいデザインで、美しい建物でした。
遠くに比叡山・由良山を仰ぎ、目前に琵琶湖を望む風光明媚な場所にあり、ドライブにとても向いている立地でした
展示品は想像していたよりも保存状態が良く、
骨董品という雰囲気はなくて、今すぐ現役で毎日の生活にに使えそうな品ばかりが並んでいました。
並んでいる品を見ると、美術品というよりもお茶道具として、大切にされている印象を受けました。
展示品の数はかなりあり(多分数百点)一通り見るのも時間がかかりましたが、
見れて嬉しかったのはモーニング連載中の漫画「へうげもの」に出てきた、古田織部が師の千利休を見送ったエピソードのモデルになった史実を証明する
《千利休書状 松井康之宛》の実物を見ることが出来たのと、
《唐物肩衝茶入 銘 初花 》が期間限定だったので見れなくて残念な思いをしたのですが、
今回古田織部展で、織田信長の所有した別の名物
《唐物肩衝茶入 銘 勢高》が見れたことです。
「いつか名物を機会があれば見てみたいな…」と、
いう願いが思いがけずに叶ったので、
「他にもお願い事したら叶うかな」と
ありがたい気持ちになった展覧会でした。