松山剛『世紀末救世主伝説 ―魔王―』は8月20日発売! | 一迅社文庫編集M木のブログ

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先日、関西に住んでいる両親が東京観光にやってきたのでスカイツリーに案内しようとしたら「あそこは入場料が高いからいい。無料の東京都庁に行こう」と言われた話をしたらひとから爆笑された編集のM木です。そういえば、自分はまだスカイツリーに登ったことがないです。

さて、8月も第一週が終わりそうな感じですが、今日は松山剛さんの新作『世紀末救世主伝説 ―魔王― ~勇者の少女を育てるために、魔王の俺が人間界の世直し始めました~』の紹介です!
小椋正雪さんの『軽口紳士と、カミサマかもしれない猫』の紹介はこちら

世紀末救世主伝説 ―魔王― ~勇者の少女を育てるために、魔王の俺が人間界の世直し始めました~ .../一迅社

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◆あらすじ
圧倒的な力で魔界を平定した魔王・ヘメロカリスは、暇をもてあましていた。
敵はいない。雑務は退屈。仕事をさぼれば参謀のシャルから説教される。そんな中、彼は自分と互角に闘える可能性を秘めた「勇者」の一族がいることを耳にし、期待を胸に人間界を訪れる。
……だが、人間界はモヒカンが跋扈する世紀末と化していた!
人間社会が荒廃しているため、勇者の血を引く少女・グランディスは生活を送るのに手一杯。冒険に出るどころではない。業を煮やした魔王は、勇者を立派に育てるため、一つの決断をくだした!
「俺は――人間界をたてなおす!」


◆キャラクター紹介
グランディス・ホーリーホック
伝説の勇者の血を継ぐ少女だが、家が貧乏すぎていつも苦労している。
正義感が強く、義理堅く、人情に厚い、純粋でまっすぐな少女。


ミルフォイル・ヤーロー
グランディスの親友にして良き理解者。冒険者養成学校ではグランディスの同級生で、彼女のことなら弱点や失敗談、スリーサイズまで知り尽くしている。普段は寡黙で、たまに毒舌。


シャルドン・デ・シャン
魔界不動のナンバー2。かつての戦乱では参謀として全作戦を立案し、今でも魔王の右腕として内政・外交のすべてを取り仕切る。
魔王のワガママを厳しくたしなめ、仕事をさぼるとに雷を落とす。魔王にとっては怖い鬼教師。


魔王ヘメロカリス
圧倒的な力で魔界を統一し、今や誰も逆らう者のいない魔界の絶対権力者。最近はヒマを持て余し、事務的な仕事に飽き飽きしている。少年のような好奇心の持ち主で、ヒマつぶしに読んだ子供向け絵本「でんせつのゆうしゃ」に感化され、勇者と戦いたくなってしまう。


イラストはHitenさん。すっごく素敵なデザインをバンバン上げてもらい、けしからん絵もけしからん感じに仕上げてくださいました。
松山剛さんの『世紀末救世主伝説 ―魔王― ~勇者の少女を育てるために、魔王の俺が人間界の世直し始めました~』は8月20日発売です!

余談ですが、最近読んだ本だとキジ・ジョンスン『霧に橋を架ける』が大変すばらしい代物でした。ケリー・リンクとか好きなひとにオススメ。
霧に橋を架ける (創元海外SF叢書)/東京創元社

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