やっぱり粗食がいいんだね! ~健康な食事と時事の微妙な関係

やっぱり粗食がいいんだね! ~健康な食事と時事の微妙な関係

健康な食事にまつわる様々な世間の話題について、粗食と自然食を愛する土佐の主婦が一丁前に斬ってみます。

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「「領有権問題は存在しない」ってどういうこと?~教科書検定と尖閣・竹島(1)」
「安倍政権の危険で未熟な外交政策~教科書検定と尖閣・竹島(2)」
「日本に欠けている本当の“国家の尊厳”~教科書検定と尖閣・竹島(3)」
「領有権を叫ぶ前に、まず食糧問題の解決を~教科書検定と尖閣・竹島(4)」


日本が目指すべき本当の国家的威信とは何か。
本当に「強い国」とは、一体どんな国のことを言うのか。

それは決して「集団的自衛権を行使できる国」なんかじゃありません。

「自国民を自力で養える国」つまり「自国民の食料を自力で調達できる国」
もちろん、人体に安全で安心できる食材でなければいけません。


アメリカのブッシュ前大統領が、こんなことを言っています。
「食糧自給は国家安全保障の問題。食糧自給をできない国は
国際的圧力と危険にさらされている国だ」

戦後、アメリカが日本に対して行った食糧援助は、約4億ドル。
その後、20年間で日本がアメリカから輸入した小麦はじめ穀物の額は、
約175億ドルと言われています。

この二つを見ても、アメリカの日本に対する食糧戦略が、
いかに高い意識の下で、したたかに計画的に、
かつスケールの大きな長期的視野で行われたかが、よく分かります。


このようなことを理解してくると、
一人二人の権力者のエゴに国全体が振り回された、
杜撰な社会主義革命の遺恨から今ようやく立ち直ろうとしている、
そんな途上にある隣国を悪し様に言って
自分たちの無力さを紛らしている場合ではないと思えてきます。

まず私たちが国の一員として考えなければならない重要な事柄が、
身の回りに幾つも転がっているのです。


他でもない私たち一人一人の平凡な日常が、
実は様々なルートを辿って政治や政策に繋がり、
国家の命運を動かしているのだという強い自覚を持ち、
まずは自分たちの生活を改善していくところから、始めてみませんか。

名もない国民が、日々、地道に取り組んでこそ、
いずれは政府や企業を動かすことも少しずつ可能になり、
真の日本の尊厳を打ち立てることができるのではないでしょうか。


そのときには、自分たちに都合の悪いものを「ない」と言い張り、
臭いものに蓋をするかのような欺瞞的な教科書を子どもたちに読ませる、
そんな暗鬱たる国家の体制ではなくなっていることを祈っております。