いちだ院長のブログ

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ある日私の診察室に、1ヵ月前に眼瞼下垂症の手術を受けたKさんがやってきました。この手術は術後1週間で抜糸が済み、その後1ヵ月目、3ヵ月目に経過をチェックすることにしています。

「術後1ヵ月経ちましたが、如何ですか」

「目尻のあたりが硬くて痛い感じがしますけど、これは大丈夫ですか」

「大丈夫です。目尻の部分は皮下の眼輪筋を少し切除しますから、しばらくの間は硬くて痛い感じがすることもあります。1,2ヵ月もすれば柔らかくなり、違和感がなくなります」

「瞼がしびれている感じがしますが」

「瞼を切開した場合は,そこから睫毛側の皮膚の感覚にまだしびれが残っています。これも1ヵ月余りで正常に戻ります。皮膚の知覚神経は眉毛から睫毛の方向に走っていますから、切開すると一時的に麻痺しますが、神経は再生力がありますのでちゃんと感覚が戻ります」

「まだ目が開きにくい感じがしますが」

「今の状態はまだまだ完全には腫れが退いていないのです。私が見てもまだむくんでいます」


この患者さんは特にナーバスな感じがしましたが、眼瞼下垂症の手術を受けられた方からはよくある質問です。
瞼そのものは柔らかい組織なので、術後は縫合部の傷跡の固さや出血など、いろいろなことで普通ではない状況に、多少の不快感がつのるようです。それを素直に受け入れることができる人と、できない人がいます。

「孫が私の目を見ると、怖い目になったと言うのですが・・・」

「大丈夫ですよ、まだ周囲の人たちは術後の目に見慣れていないだけで、腫れが治まれば優しい目になりますから。今まで瞼がたるんだ状態だったのが一気にすっきりしたので、一時的にきつい目に見えるかもしれませんが、やがて不自然さがなくなり、また周囲の人たちも見慣れてきます。」

中には家族に『きつい目になった』と言われて本当に落ち込んでしまう人もありますが、腫れが退くまでしばらくの間は眼鏡をかけるなどでフォローをしていただければ、その後は肩こりや頭痛から解放され、視野も広がって見えやすくなるので、男女共にほとんどの方がこの手術を受けて良かったと言われます。
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ある日私の診察室に、顔の傷跡の修正を希望して、30歳の女性がやって来ました。拝見しますと、眉間から鼻、そして頬にかけての傷跡が肥厚して、ケロイドになっていました。

「これはいつごろ手術を受けましたか」

「3か月前に、〇〇病院の形成外科で受けました」

「結構大胆な仕上がりですね」

「前の病院では、これ以上はきれいに出来ないと言われたんですが、もっと目立たなくなりませんか」

「もう一度手術をして、目立たなくしましょう」

眉間から鼻にかけての傷跡修正に、Z形成術が2か所入れてあり、瘢痕拘縮術として形成外科的にはごく一般的な手術がしてありました。
ただし女性の、しかも顔の瘢痕形成術となると、傷跡がもっと規則的で綺麗であることが求められます。そこで、美容外科的なセンスで手術をすることが大切になってくるのです。

「手術を受けて、まだ赤みが残っているのですが、却って傷跡が目立つようになった感じがしています」

「赤みは半年から1年で消えて行きますから心配はないのですが、今はまだ傷跡が結構目立ちますね」

「手術をすれば、もっときれいに治りますか」

「きれいになります。ただし、ケロイド体質がありますから、手術をした後、ケロイドを予防する薬を半年以上服用する必要があります」

〇     〇

この患者さんは、眉間から頬にかけて、長いジグザグの傷跡がありましたが、ジグザグの一辺の長さが1センチ以上もある長い状態なので、W形成術のデザインで手術をすることにしました。
そのためW形成術は一辺が5ミリのジグザグの傷跡に変えることになります。
ジグザグの瘢痕は却って目立つのではないかと、心配する人もありますが、結果的には目立たなくなります。

「術後3か月経ちましたね。どうですか」

「手術を受けておいて良かったと、やっと思えるようになりました」

「よかったですね」

「先生、前の病院ではこれ以上治すことは出来ませんと言われたんですよ。やっぱり美容外科と形成外科は違いますねえ」

「僕も形成外科から美容外科に進化した医者ですから、そんなに違わないとは思いますが、きれいに治してあげたいという気持ちがより強いんだと思います。かたや形成外科医の中には、『美容外科は嫌いなのでやらない』と言う先生がいますから、最終的な出来ばえも変わってくるのかもしれませんね」

「そういうことなんですね」

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ある日私の診察室に、鼻を高くしたいという若い女性がやってきました。
初診の問診票には、注射で高くしたいという希望がかかれていました。

「どのあたりを高くしたいですか」

「全体的に、特に鼻の付け根のほうです」

「ご存知でしょうけど、鼻を高くするのにはヒアルロン酸注射というのがあります」

「痛いですか」

「細い針で注射しますから、あまり痛くありません。鼻の麻酔注射よりも痛くないと、皆さんおっしゃいますよ」

「どれくらい高くなりますか」

「2,3ミリですね。注射で入れる場合はいくらでも高くというわけにはいかないのです。何しろヒアルロン酸はゼリー状のトロッとしたものですから」

「どれくらい持つんですか」

「ヒアルロン酸は一応半年くらいということになっていますが、鼻の場合はもっと長く持ちます。少しずつ減っていきますが、1年経ってもかなりの量が残っています」

「それだけ長く持つのなら手術をしなくても注射にします」

「ただ、ヒアルロン酸は何しろゼリー状のものですから、かまぼこ状にしか高くならないのです。屋根のようにはなりにくいです。2ミリ程度の、ほどほどの高さなら屋根のようにうまく鼻筋も通りますが、4~5ミリと高くしようとすると、かまぼこ状に、ぼてっとした感じの太い鼻になってしまい、美しくはならないのです」

「無理に高くすることは良くないということですね」

「鼻は高くすることよりも、鼻すじが通っていることの方が美しいのです」

〇       〇

そしてこの女性はヒアルロン酸の注射を受けて感激して帰りました。

鼻すじが通ることは非常に意味があります。それは高い鼻にすることよりも優先するべきです。低くても鼻すじが通っている方が美しいということです。
鼻すじがはっきりとしていると、顔が引き立ち、知性的に見えます。そういう効果が注射だけで期待できます。
その状態で見慣れた頃に、少しだけ高く注射するという方法も有効です。

最も硬いタイプのヒアルロン酸は、一年以上吸収されずに残っていることが多く、2年経っても減っていないケースもあります。手術でシリコンプロテーゼを挿入する方がきれいな鼻になるのですが、やはり手術は出来ないという人も沢山いますから、ヒアルロン酸注射は需要が多いのも当然です。

また、このヒアルロン酸注射は外来ででき、すぐに効果が分かるのですから、患者さんにとっては感激ものです。皆さん「おおっすごい、高くなった!」と言って驚かれます。手軽にできるのも人気の秘訣です。
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